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イラストを上手っぽくみせるには?【ゆる絵】

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イラストを描いてみるけどなんか違う!違和感!変!と感じる人へ。

 

イラストを描くのは苦手じゃないけどなんかもうちょっとどうにかならないのかな…?と思うことありますか?
それあとちょっとでその違和感をどうにかすることができるかもしれません。

 

イラストを上手「っぽく」見せるために わたし的チェックする点をまとめてみました。

 

イラストを上手っぽく見せるためには

手先足先をごまかさずに描く

まずこれ。
あんまりイラストを描かない人はここをおろそかにしがち。

 

「手先を描くのは難しいから、〇(まる)でいいや」だと急にイラストのクオリティが落ちます。
(イラストによってはそういう手の方が合っている場合もありますけどね)

 

ちょっと面倒だけど、手先足先はしっかり描くと、急にクオリティが上がったように見えますよ。

 

 

手足は思った倍大きめに描く

で、いざ手先足先を描いてみると、なんかそれでも変…という時は、
小さすぎるから違和感があるのかもしれません。

 

自分の顔と自分の手、同じぐらいの大きさですよね?
手足は小さすぎると違和感が生まれます。
ちょっと大きいくらいなら変じゃないんですよね、不思議。

私のイラストですが、
右は子どものイラストでわたし的には手を少々大きめに描いています。が違和感ないですよね。
左は手は小さめ。でもお人形だからいいんです。
このように、逆に違和感がある方がいい場合もあります。

 

奥行きのない構図にする

あえて奥行きの(あんまり)ないイラストにしてしまえば、奥行きを考えずに描くことができますよね。

 

↓奥行きあんまりなし

 

↓奥行きあり

 

奥行き有りにすると、急に体を描く感じが難しくなります。
想像と違うので、すっごく描きずらくなるんですよね。

わたしもよく分からなくなってしまうことはあります。
そういう場合はパースを使うとなんなく描けるのですが、パースを使いこなすにはちょっとコツがいるのでここでは割愛します。

 

体の向きに違和感がないようにする

これを達成するために、最初は下書きをすることをおすすめします。

たとえばこの2つ。
左は私の昔描いたイラスト、右はリメイクし直したイラストです。

 

帽子をかぶった子どもに注目してほしいのですが、左のイラストはなんだかちょっと違和感がありますよね。

このイラストでの違和感の正体は、

帽子の向きと体の向き(角度)が合っていない
顔が見えるように無理やり前髪とかを詰め込んでいる
襟も見えるように無理やり描いている
帽子のつばと指の角度が合っていない
等が挙げられます。
 
右のイラストは「真正面」であることが分かりますよね。
でも、左のイラストはやや上から見たものなのか、正面から見たものなのかちぐはぐになっています。
 
真正面だけでなく、ちょっと上とか、ちょっと下からの構図を描かなければいけないこともあるかもしれません。
その時は、全体的な体の向きに注意しながら下書きをしましょう。
 
 
また 後にも繋がるのですが、本来見えない角度にあるものを描くと急にぎこちないイラストになってしまいます。
どうしても見せたい部分があるなら、その部分が自然に見えるような構図にしましょう。

 

見えない部分は描かない

分かりやすい3つのイラストを持ってきました。

 

特に上からの構図を描く時に起こりやすいのが、見えていない部分も描こうとしてしまうこと
完成したものを見ると「簡単そう」とか「真似すれば描けそう」と感じるのですが、例もなしに描くのはちょっと難しいです。

 

例えば 一番左のイラストと真ん中のイラストは上から見た構図ですが、
体のすべては見えていませんよね。
それでもって真正面から見た時よりも脚は短いし、小さいです。

 

でも描く時は「なんか違う気がする」って思っちゃうんですよね。分かります。

 

「上から」とか「下から」とか描くイラストは、△を描いてください
自然と描けます。こんな感じ↓

次に一番右のイラストについて。
こちらはふわふわ浮いている北風小僧さんです。
ふわふわ浮いているので 足をどちらとも曲げているのですが、左の足の脛は見えていませんよね。

 

見えない部分は思い切って描かない!だって見えてないんだもの。
描いている段階で違和感があっても、とりあえず、最後まで描いてみることをお勧めします。

 

想像で描かない

このイラスト達。
トランペット?調べました。
ランタン?調べました。
イソギンチャクたち?調べました。

 

意外と、私達ってモノの形を詳細に記憶していないんです。
ドラえもんを描こうとして「あれ、なんか違うな」とかいうのと同じです。(たいてい目が内側に入りすぎているか、目が離れているかのどちらかですね笑)
また、よく見るモノでも、イラストに描くとなればまた話は別。

 

きちんと調べて描くことは時短にもなりますので、実物や見本を参考にしながら描くことをお勧めします。
(丸パクリは、場合によって著作権に触れるので注意しましょうね)

 

本気で上手くなりたければまず模写

はい、結局これかよお かもしれませんが。笑

 

イラストを上手っぽく見せる方法として6つ紹介しましたが、近道は模写が一番です。

 

自分が楽しんで描けるものなら何でもいいんです。
でも忠実に写してください。

 

模写で何が伸びるかって、描き方です。
もっと言うと、「描く」ということには「行程」が発生しますよね。その「行程」が大事だと私は思っています。
「行程」いわゆる「描く手順」は、描いてみないことにはわかりません。
最近「メイキング動画」というのを多く見かけるようになりましたが、これは「どうやって描いているのか分からない」からこそ、見る人が大勢いるんですよね。
描いて初めて、「ここはこう描けば良かったんだ」とか「ちょっとこれは難しいな」とか分かります。

 

 

 

 

 

以上が、イラストを上手「っぽく」見せるために わたし的チェックする点6つでした。

 

私は イラストには上手い下手いもないと思っています。
そのイラストが伝えたい人に気に入ってもらえるか、伝えたい人の目に留まるか、ということが重要です。
イラストを上手に見せることも確かに大切な要素ですが、まずは「伝えたいこと」を大切にしてくださいね。

 

あなたが満足するイラストを描けますように。

 

 

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    この記事を書いた人

    そえだみき

    イラストレーター・お絵描きムービークリエイター(自分ストーリー協会認定)。「わくわく、げんき、ゆめ、ふしぎ、そうぞう」をテーマに制作。元気のでるイラストをお届けします。

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