そえだ みき【オフィシャルサイト】

ここから描き始めれば、どんなヒラヒラも大丈夫!布のひらひらの描き順

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スカートを描きたい!
カーテンを描きたい!
この部分の、この布がヒラヒラしている感じを描きたい!な人へ。

 

イラストを描いていると、ヒラヒラしているものを描きたい!と思うことありますよね。
で、見本を探して描こうとするのですが、なんだかしっくりこない…なこと、ありませんか?

 

ここでは、布のヒラヒラを描く時のわたし的描き順を解説します。

 

そもそも何でヒラヒラしているのを描くのは難しく感じるのか

あんなに簡単に見えるひらひら、描いてみたら「なんか違う!」の繰り返し。
それはどうしてなのか、最初に確かめてみましょう。

 

布の裏が見えているから

布の裏が見えているだけで、急に立体的に捉えなくてはいけなくなります。
「ここに布があったら、裏はどのように見えるのか・・・」と考える必要があるんですよね。

 

不規則だから

ヒラヒラは不規則です。
大きい「ヒラ」のあれば、ちいさい「ひら」もあります。

 

不規則なんだけど、描く側は周りのバランスを見ながら規則的に描かなくちゃいけない時もあります。
だから余計難しく感じるんですよね。

 

方向が一定じゃないと、すぐに不自然になるから

いくらヒラヒラが不規則であっても、その布は一枚なわけです。
どこでどうつながっているのか、想像力を働かせながら描かないと、なんじゃこりゃあ!なイラストになってしまいます。

 

では、どのように描いたらいいのか【描き順】

描き順はこう。

 

① 始まりと終わりを決める

② ひらひらとランダムで描き、始まりと終わりをつなぐ

③ 表のしわ、裏のしわの角度を合わせて描く

わたし的ポイントとしては、さきにヒラヒラを描いてしまうことです。
深く考えることなくなんかいい感じのヒラヒラが描けます!

 

詳しく説明していきます。

 

カーテンなどの布のひらひら

この、あんまりヒラヒラの方向や布の角度を気にしなくていい、こんな感じのやつから。

 

 

① 始まりと終わりを決める

 

ぶっちゃけ超適当です。
「この間に布がおさまってほしい」と思う部分に2つ点を打ちます。

 

 

② ひらひらとランダムで描き、始まりと終わりをつなぐ

特に角度を気にしなくていいやつなので、ほんと適当に、ヒラヒラっと描きます。
ほんとに立体的になるんか?って感じですね笑

 

 

③ 表のしわ、裏のしわの角度を合わせて描く

ひらひらの山から、ぴゅぴゅと線を引きます。
このカーテンみたいにただヒラヒラさせたい場合は、平行に描くことだけを気を付けてもらえばとたんにヒラヒラした布が出現します!
今回は、右上に線を伸ばしてみました。
角度を変えたとしても、平行にひけさえすればヒラヒラになってくれます!
(※角度的にうまくいかないこともあるんですが、何回か適当に描いてみると ②でどの方向にヒラヒラを描けばいい感じになるか分かります)

 

 

3工程を並べるとこう。

うわーい!

 

先がすぼまっているようなひらひら

 

すみません、何と表現したらいいのか分からず笑
使える例としては

ふわっと広がるカーテン
マント
袖元のひらひら
袋で包んだプレゼントの上の結んだ部分
など、何かと直線で描くタイプよりも実用性があります。
柔らかめの素材に合います。
 
 

① 始まりと終わりを決める

同じように、始まりと終わりを決めます。
ヒラヒラをどこから出現させて、どこで終わらせたいのか。

 

② ひらひらとランダムで描き、始まりと終わりをつなぐ

ここで、ひらひらを描くのですが、③を意識する必要があります。
この場合は、布の真ん中が一番膨らんでいることになりますよね。
なので、中心から外向きにヒラヒラができるようにちょっと意識しながら描きます。

 

③ 表のしわ、裏のしわの角度を合わせて描く

描けたら、しわを描きます。
この時、気を付けるのは布はどこに集まるべきなのか。
先ほどのイラストとは違い、平行ではなくカーブさせる必要があります。でも、表も裏も角度は同じです。
その矢印に沿ってしわを描きました。
見えない部分は描かないように気を付けてくださいね!

 

そしたらいつのまにかできたー!うわーい!

 

描けちゃえば、同じ手順で何重にもできます。

ふわふわのお嬢様スカートも描けます!!

 

 

3工程を並べるとこう。

 

ちょっと堅めの素材のひらひら

最終的に私はスカートにしてみました。
先ほどのモノとは違って、ちょっとパリッとした素材に見えますよね。

 

① 始まりと終わりを決める

今回は始めと終わりを決めると同時に端の布の範囲も決めました。

 

② ひらひらとランダムで描き、始まりと終わりをつなぐ

ここでも、どのような布で、どのように広がってほしいのかを考えます。

 

パリッとした素材なので、ひらひらというより、もくもくに近くなります。

 

 

 

③ 表のしわ、裏のしわの角度を合わせて描く

 

最後に、もくもくの切り替わり目にしわを入れます。
今回のこのイラストは、布の裏が見えませんでした。

できた!うわーい!

 

3工程を並べるとこう。

 

これが、こう。

 

 

以上が、布のヒラヒラを描く時のわたし的描き順でした。
なんかちょっと題材が偏ってたかな、、、もうちょっとうまく説明できると思っていました笑 すみません。
イラストを参考にしてみてくださいね。

 

なんにせよ描いてみるのが一番。
コツはすぐにつかめるので、つかんだらどんどんヒラヒラを出現させてくださいね!!
適当に描いてもできちゃうひらひら、楽しい!!!!!

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    この記事を書いた人

    そえだみき

    イラストレーター・お絵描きムービークリエイター(自分ストーリー協会認定)。「わくわく、げんき、ゆめ、ふしぎ、そうぞう」をテーマに制作。元気のでるイラストをお届けします。

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