動画セミナーのメリット・デメリット
セミナーとは、あるテーマについて興味を持っている人を募って開催されるイベント。
参加者は自主的に参加しているため、そのテーマに人一倍興味や関心が強くて積極的な人が多いのが特徴です。
情報がたくさんあふれている世の中、より新しい情報、正しい知識を身に着けようとセミナーに通う人も増えてきています。
セミナーに興味を持っている人は感じたことがあると思いますが、今ではInstagram等の広告でもセミナーの開催を呼びかけることも多いですよね。
それぐらい、セミナーに関心がある人が増えてきているんです。
関心のある人が増えてきているのはいいことですが、あなたが開催する身だとしたら
開催してばかりで自分の学びの場が取れなくなってしまったり、何回も同じ話をすることになったり、ちょっと大変になってくるかもしれません。
大きなセミナーを開催するとしたら、お金も人も時間も一日で終わってしまいます。
そこで「動画セミナーはどうなの?」と考えている人にそのメリットデメリットを書いてみました。
目次
動画セミナーのメリット
いろんな方法で使った際のメリットをお伝えします。
セミナー実施の投資対効果が大きく上がる
セミナーを一日だけで終わるものとせず、徹底的に再活用するパターンです。
録画した渾身のセミナーを編集するもよし、作りこんだセミナーの内容をより分かりやすくまとめるもよし。
せっかく準備したセミナー。お客さんのためにあなた自身の時間やお金もたくさんつぎ込んでいるはずです。
動画にまとめてしまえば、一度行ったセミナーは「記録」として残すことができます。
セミナーに参加・不参加の顧客に対してフォローできる
要は、興味さえあればどんなお客さんでもフォローできるということ。
参加したお客さんには、「先日行ったセミナーのダイジェスト版をお送りいたします。」とURLを送れば、お客さんはそのセミナーを振り返ることができます。
不参加のお客さんは「参加したかったけど日程が合わなかった…」と思っているはず。リアルで参加する程には及びませんが、「先日行ったセミナーのフルバージョンです。」と動画を送れば喜ばれること間違いなしです。
Webサイトを強化できる
webサイトを持っている場合、SEO対策を強いられると思います。そのような意味でも動画セミナーは大きな役割を発揮します。
自身のwebサイトに動画セミナーを載せる際に自然にその動画の説明や概要を文字で打つことになります。
そうすると、キーワード検索で引っかかった「セミナーに興味のある人」が自分からやってきてくれるかもしれません。セミナー動画で集客もできるということですね。
商品やサービスについて短時間で魅力的に伝えられる
もし、そのセミナーが商品やサービスについての話だった場合、直接話すよりも魅力的に伝えられるかもしれません。
特に、説明の難しい「サービス」にはうってつけです。
例えば、生命保険の話を聞く時、言葉ばっかりだと何のことを話していたのか、他のプランはどんなのだったか、と頭がごっちゃになってしまいますよね。だから、保険屋さんはパンフレットや図を出して説明してくれるわけです。
動画であれば画面いっぱいに図で説明することもできるし、お客さんのペースで再生することもできます。
また、動画であれば必ず「編集」をはさみますよね。編集の段階で客観的に説明を聞くことができます。
商談や提案に活かせる
これは「商品やサービスについて短時間で魅力的に伝えられる」の続きに近いですが、動画であれば短時間で分かりやすくしておける上に、準備できていなくてもリンクさえ分かっておけば即時の対応が可能です。
動画セミナーのデメリット
では、デメリットはあるのでしょうか。
話しているだけのセミナーだと、見る側は退屈になりがち
私自身もときどき感じることなのですが、「セミナーの内容」に興味がある場合、動画内で講演者にずっと話されても
「早く内容を話してくれ」
「画面が変わらな過ぎてつまらない」
「自分の興味のあるところはどこだろう」
と思い、「いつまでこの動画あるんだろう?」と確認したら20分。もういいや、となるのも珍しくありません。
見たいはずだったのに、動画がつまらないから見なくなっちゃうんです。
知りたいならどんな動画でもみるはず、というのは間違ってはいませんが、例えば大ヒットした鬼滅の刃。あれってストーリーが面白いという感想もありますが作画もすごかったという感想もとても多いんです。作画みたさに見ている人もいるんですよね。
アニメとはちょっと違うかもしれませんが、「話しているだけの動画」から少し改善するだけでも「ちょっと見てみたい」という人まで巻き込めると言えそうです。
他にもこんな風に動画を使える
セミナー参加者へのインタビュー動画をまとめたものを広告で流す
この「一般の人へのインタビュー」は強い効力を持っています。口コミと同じですね。
そして、インタビュー動画は細工ができないので文字よりも信用度を増します。
LPでセミナーの概要動画を流す
気になった人がたどり着くLP。
「どんなことが得られるんだろう」とせっかく興味を持ってもらったら「こんなことが得られますよ」とお知らせすると易しいですよね。
動画であれば、短い時間でも映像と音声を使ってより分かりやすくつたえることができ、興味をより引くことができます。
セミナーの前に短い動画を流す
セミナーに参加すると意思をもってくれたお客さんに「気分をたかめる」動画を流すことで高い満足度をもってもらうことができます。
結婚式のオープニングムービーと似ていますね。
説明系動画にはホワイトボードアニメーションがおすすめ
でも、セミナー動画は似た感じになりがち。
(私のイメージする「説明系動画」は、背景が白か落ち着いた色で、観葉植物があったりする時もあって、本人はスーツ着てる。)
じゃあ、どんな動画だったらより見てもらえるか?と迷ったら、私はホワイトボードアニメーションをおすすめします。
映像でも情報が入ってくるので、理解度が格段に上がる
説明系動画の弱点は、「ずっと話しているだけなので、見ている側が退屈になってしまう」という点。
ホワイトボードアニメーションであれば、映像でも説明することができるので、飽きない、分かりやすい、短くまとめやすい。
しかもホワイトボードアニメーションは音声と映像をリンクさせて流すので理解度が格段に上がると言われています。
パワーポイントとちがってずっと動いているのでどうしても見てしまうんですね、これが「飽きない」に繋がります。
そして、どうしても音声を出さなければ伝わらなかった動画も、ホワイトボードアニメーションの絵コンテ次第では音声なしでも伝わる動画にできるかもしれません。これができると、「子どもが寝静まって音が出したくない」「電車に乗っていて音は出せない」という人にも見てもらえるチャンスが広がります。
ホワイトボードアニメーションのデメリットがデメリットにならない
ホワイトボードアニメーションのデメリットは「シンプルすぎるので、他のホワイトボードアニメーションとの差異を出しにくい」ということ。
でも、セミナーの前提は「お客さんがすでに興味を持っている」ということ。
つまりお客さんが求めていることは、より分かりやすく話をしてくれること。
そのため、デメリットは関係なくなるんです。
以上が、動画セミナーのメリット・デメリットでした。
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