そえだ みき【オフィシャルサイト】

「一歳で保育園に入れる」のはかわいそう?モヤモヤの理由と楽になる考え方

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育休や退職でお家で育児をしているみなさん。
「いつから保育園に預けよう…」と悩みますよね。

 

私も一歳になったばかりの娘がいますが、そろそろ保育園に預けようと思っています。
でも、生まれる前には「3歳まで手元で育てたい」と思っていました。

 

保育園に預けるタイミングってすごく難しいですよね。
保育園に預けるメリットデメリット以前に、気持ちの問題でどうにもモヤモヤしてしまう…

 

ここでは、そのもやもやの理由を分析して、どうしたら楽な気持ちになれるか 自分自身のことも兼ねて書きました。

 

「一歳で保育園に入れる」ことにもやもやしてしまう理由

保育園に預けることで、自分は働ける。
利用しない手はないと分かっていてもなんだかモヤモヤするのすごく分かります。
では、どうしてもやもやしてしまうのでしょうか。

 

今までずっと一緒に過ごしてきているから

生まれてから、毎日毎日一緒に過ごしてきた親子。

 

たまに「離れたい」とか「預けたい」とか思っていたのは、今後もその一緒に過ごす時間が続くと思っていたから。
「たまに」離れたかっただけであって、「ずっと」離れたいわけではないんですよね。
息抜きしながら、育児中心で回したいということですよね。

 

保育園に預けて働くとなると、いきなり8時間以上離れることになります。
時間で計算して見ると、

時間    
6時 起床 起床
8時   保育園に送る
  児童センターに行ったり、
買い物に行ったり、
家でおもちゃや絵本で遊んだり。
 
17時   保育園に迎えに行く
20時 就寝 就寝

 

↑こんな感じなので、仕事を始めると一緒に過ごす時間は

14時間(今まで一緒に過ごしていた時間)-9時間(仕事に充てられる時間)=5時間。

めっちゃ減りますよね。

 

こんなん寂しいに決まってる。

 

働くと、殆ど保育士さんに見てもらうことになるから

上記のことから、一緒に過ごせる時間よりも仕事の時間が長くなるということは、子どもの面倒は半分以上保育士さんに見てもらうことになります。

 

今まで100%自分で見ていたのに、仕事を始めると一気に70%ぐらい保育士さんに任せることになる。

 

確かに「誰かに見てもらえたら楽だ」とか、「働きたいなあ」とは思っていても、半分以上の時間を自分で見れないとなると「そういうことじゃない」と言いたくなります。

 

中途半端に働いても、保育料に消えていくから

それなら、一時保育短時間保育にしてパートなどの時間に融通の利く仕事をする?となりますが、次は保育料のために働いているようなことになってしまいます。

特に第一子の場合は保育料がっぽり取られます。
扶養に入っていても、「子どもが産まれて一年間」だと時期によってはお母さんがバリバリ働いていた頃の所得も合わせて計算された保育料になる場合もあります。
(~8月は前年度分、9月~は今年度分の住民税で保育料は決まります※自治体による)

 

子どもと過ごす時間を犠牲にして稼いだお金が保育料に消えていくなんて意味わかりません。

 

まだ幼いのに生活習慣がいきなり変わるから

例えば、私の娘だったら午前中にも昼寝をして、昼食は12時。午前と午後におやつを食べます。

 

でも、保育園は集団生活
ある保育園だと、お昼寝は午後に一回。昼食は11時、おやつは午後に一回。
ある程度大きければこのくらいの生活習慣の変更はなんなくできると思いますが、問題は一歳児に言葉が通じないこと。
保育園にいったらいきなりいろいろ変わることになります。

 

不安にならないかな…と心配になるのは当然です。

 

本人の意見が分からないまま親が勝手に保育園に入れることになるから

上記とかぶりますが、簡単な言葉は伝わってもほとんど分かっていないのが一歳児。

 

「言葉が喋れたら、『行きたくない』って言うんじゃないか」
「9月から保育園に入れたいって思っていること伝わっているんだろうか」
とぐるぐる。

 

結局親独断の判断で保育園に入れることを決め、いつから入れるか決め、どの保育園にするか決め、、、となります。

 

「働きたい」「家でずっといるのは苦しい」=「子どもが邪魔」なのではないかと思ってしまうから

「生活費を稼ぎたいから」「家でずっと過ごしているのは窮屈」「外の世界とのつながりが欲しい」と思うのは当然のことなのに、子どもがいることで「つまりは私にとって子どもが邪魔なのかしら」と思ってしまうパターン。

 

だって子どもがいなければ
保育料のことを考えなくていいし、
いつだって働きに出ることができるし、
何も考えずに遅い時間までばりばり働いてガッツリ稼ぐこともできます。

 

 

きっと大丈夫!の根拠

もやもやの理由が分かったところで、全てを解決はできないこともあり、どこかで妥協をしなくちゃいけないこともありますよね。
でも、あなたの決めたことなら大丈夫。
私が思うその理由は4つ。

悩むのは、あなたが子どものことを一生懸命に考えている証拠

もやもやしてしまうのは、あなたが子どものことを最善に考えている証拠。
だって子どもいなかったらこんなに悩まないわけです。
子どもにとってだったら、どうしたほうがいいのか。と考えているだけで十分だと思います。

 

子どもは周りを巻き込んで育てていくもの

子どもだって人間。
いろんな人やものと関わったり出会っていくことでどんどん成長していきます。

 

「半分以上を保育士さんに見てもらうことになる」。
ちょっと寂しい気もしますが、今後の子どもの成長のためにも外に出てお金を稼ぐことも大切です。

 

半分以上の時間を他の人に見てもらうことになっても、あなたは子どものたった一人の親
きっと大丈夫!!

 

親のメンタルが第一

そして、いろんなもやもやとか考慮点があったとしても、結局「親のメンタルはどうか」というのが一番大切なんじゃないか、と私は結論付けました。

 

私は、一緒にいる時間が幸せだと思いつつも いらいらしてしまうこともあるし、ずっと泣かせっぱなしにしてしまうこともあります。
イライラしたり泣かせっぱなしにしたりするのは、親もいい心の状態ではいられないですよね。

 

自分が機嫌のいい時は子どもも機嫌がいい、
自分の機嫌が悪かったり体調が悪かったりすると、子どもも不機嫌だったり静かになったり。
私は身に覚えがあります。

 

それなら、お母さんが働いてリフレッシュできたり、自分でお金を稼ぐことで養われているというプレッシャーから解放されたりするなら、
保育園に預けた方がいい
に決まっています。

 

親の自分が、どんな風に過ごしたら一番心が楽なのか。
この基準を大切にすれば、おのずと子どもの幸せに繋がるんじゃなかろうかと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

以上が もやもやの理由を分析と、どうしたら楽な気持ちになれるかについてでした。
子どもが産まれると悩みが付きません。
でも、それはどの家庭も同じでみんな悩みながら保育園に預けたり、働き方を変えたりしているわけです。

 

一歳で保育園に入れるのはかわいそうじゃないです。
それは完全に大人の意見だと思います。
いろんな家庭があっていいんですから。
要は保育園にあずけたらどうこうではなく、子どもとの関わり方や、その未来を見据えて行動できているかどうかだと思うんです。

 

子どもが元気でいてくれたらいい!
っていうのを根幹にして、自分自身も大切にできるようなライフスタイルを見つけることができたら一番いいんじゃないでしょうか。

この記事を書いた人

そえだみき

イラストレーター・NOKOS専属アーティスト。「わくわく、げんき、ゆめ、ふしぎ、そうぞう」をテーマに制作。元気のでるイラストをお届けします。

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