イラストの価格設定の仕方
イラストを頼みたいけど、いくらぐらいかかるか全く分からなくて不安…と思っている人、結構いるんじゃないかなあと思います。
私自身、いろんな方からイラストのお仕事いただく際に見積もりを出すと
「こんなかかるの??」
とびっくりされる人もいれば、
「もっとかかると思った」
という方もいます。
イラストなんてそんな頼む機会無いですし、相場なんてよく分からないですよね。
そこで、相場と価格の理由についてまとめてみました。
目次
価格の相場
よくお仕事いただくイラストのお仕事を3つに分けてみました。
アイコン等のイラスト
相場は1,000円〜10,000円程。
「ココナラ」等のサイトでは「1,000円で描きます」とよく見かけます。
ただ、オプションをつける形になっていて、結果的に2,000円を超すようになる場合も多いです。
個人でイラストレーターに頼む場合、
上に載せているイラストぐらいだったら、3,000円前後でしょうか?
イラスト内の人数が複数にしたかったり、
細かいイラストだったり、
背景までしっかり描いてもらったりすると、
価格も上がります。
また、「似顔絵」だと描く側のハードルも上がるので、価格が上がります。
ウェデング系のイラスト
相場は、5,000~2万円程。
どのくらいの大きさなのか、
画材は何か、
どんなイラストデザインにしたいのか、
ある程度テンプレートでいいのか、
完全オリジナルにしたいのか。
この辺で大きく変動します。
オリジナルLINEスタンプのイラスト
相場は、個人への依頼であれば5万円~10万円程、
制作会社への依頼であれば10万円~30万円程。
個人と企業に大きな違いがあるのは
クオリティ、納期の認識、契約する時の保証の有無があるからです。
また、LINEスタンプの申請まで代行してくれるところもあります。
8個作ってもらいたいとして、
8個分全ての案を出す のか
8個分全て考えてもらうところから発注する のとでも変わります。
価格の決め方
では、これらのイラストに共通する「価格の決め方」にはどのようなものがあるのでしょうか。
時給換算
イラストを描く時に必ず時間が発生するわけですが、
「描くのに(考えるのに)どのくらいかかった」
というのは大きな指標になります。
手間が長くかかるものほど高くなります。
クリエイター(イラストレーター)側が考える手間
私の経験談なのですが、
たまに、「こんな感じがいい」とふわふわな状態で依頼し、『「こんな感じ」かな』と仕上げると「なんか違う」という方がいます(白目)
「なんか違う」という方はたくさんいるわけではありませんが、
この「なんか違う」が怖いので、ふわふわな依頼に対してはしっかりと下調べをします。
・何に使うイラストなのか
・依頼者はどんな方なのか、何が好みなのか
そんなこんなをしていたらイラストは描いていないのに時間が経っています。
でもそれもイラストを描くために費やした時間ですよね。
また、依頼が具体的でも、
専門性が高いものはこちらもよりシビアに描くので、変動します。
提示の細かさ
具体的にイラストの指示があるのは描く上でありがたいことなのですが、異常に細かい場合は別です。
異常な提示の細かさはこだわりが強いことの現れですから、
おのずと修正回数も多くなりがちです。
修正回数が多いというのは、クリエイターの負担になります。
(私もこの「修正」が一番苦手です。笑)
※ 細かいことが悪ではないです!
価格を聞こうと思ったときに、「どんなイラストをご希望ですか」と聞かれる意味を分かっていただけたでしょうか。
クリエイター側は、セールスしたいのではなく的確な価格をお伝えしたいだけなので、
お気軽にお伝えくださいね。
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