集客で大事なのは「数」より「質」
あなたは何か自分の商品やサービスをお持ちですか?
「自分の商品・サービスを知ってもらいたい」
「たくさんの人に広めたい」
と思った時、集客に力を入れるのは必然。
お客さん集めってほんと大変ですよね。
集客のためのサービスや、運営を代行してくれる会社もたくさんあります。
では、その「お客さん」で重要なのは「数」と「質」どちらでしょうか?
答えは「質」。
ここでは、その理由と、その質の高いお客さんを集めるためにできることや使えるモノについて書きました。
目次
なぜ「数」より「質」なのか
例えば、フォロワーが1万人のA社のInstagramアカウントと、1000人のB社のアカウント。
数を見たらA社がいいに決まっている。
でも、そのフォロワーの中身がA社は相互フォローを狙ったアカウントばかり、B社はそのB社の製品が気になっている人たちばかりだった場合、利益につながる方は言わずもがなですね。
B社は興味を持ってくれている人ばかりなので、フォロワーが少なくても1000人が1000人とも製品を買ってくれる可能性を大いに秘めています。
一方、A社は投稿してもしっかりと投稿をチェックしてくれる人は僅か。利益どころか認知にも繋がりません。
そう、SNSが当たり前となっている今、フォロワーを増やすことはそれほど難しくないのです。
(フォロワーが多いことはいいことだし、努力なくフォロワーを増やすことはできませんが。)
質のいいお客さん集めこそ、今求められていることであって、
だからこそこちらがしっかり考えて情報を発信していく必要があります。
質の高い顧客を集めるためにまず考えること
では、質のいいお客さんを集めるためにはどうしたらいいのでしょうか?
いくらあなたが「これはいいに決まっている!」「こんなに魅力的なところがいっぱいある!」と思って、良さをたくさん発信しても実は理想のお客さんに届いていないかもしれません。
届かないのはその理想のお客さん=質の高いお客さんがどんな情報を求めているのかリサーチできていないから。
つまり、事前分析が要ります。
事前分析
集客は「人に商品を知ってもらうこと」ですが、その「人」にあてはまるターゲットが間違っていれば集客も無意味になります。
どこかの会社の真似をしたって、その会社とあなたの売っているものは別物ですよね?
確かに真似をすることも一つの策ですが、似ているモノがあふれかえっている中からあなたの商品を選んでもらうために「他とは違う」ということを分かってもらう必要があります。
この事前分析は不可欠です。
ペルソナ
商品・サービスのの典型的なユーザー像のことです。
顧客像を明確に決めてしまうことで、集客方法に一貫性を持たせることができます。
例えば、
× 30代~40代のハンドメイド好きの女性
〇35歳のハンドメイド好きの女性。
福岡に住んでいる。
自分でも裁縫をして、メルカリで売っている。
Instagramでハンドメイドアカウントのチェックをしている。
子どもは長女8歳と長男4歳。
パート勤め
友達とのやり取りはInstagramのDMかLINE。
下のような、こと細やかな設定をすることで、
「この人はどんな情報が欲しいか」
「なんと検索をかけてくるか」
「SNSはどのツールを使ったらよいか」
ということ等が明確になり、やるべきことが鮮明になります。
カスタマージャーニー
カスタマージャーニーとは、顧客が購入に至るプロセスのことです。
つまり、
ペルソナが購入まで踏み切るまでの、商品との接触と感情の変化を追うフレームワークのこと。
(引用:カスタマージャーニーとは?マップ作成の手順とヒント)
ペルソナを元に具体的に顧客の心・行動の変化を予想できるので、やるべき施策が見えてきます。
集客ファネル
ファネル(Funnel)とは漏斗(じょうご・ろうと)という意味です。
ろうとを思い浮かべると、液体の入れ口は広いですが、出口は狭まっていますよね。
集客ファネルとは、ろうとのように、先端になるほど質の高いお客さんになっていくのを可視化したものです。
これにより、やるべきことの優先順位が見えてきます。
ファネルの各段階は、ターゲットとなるユーザーの意識を表しています。
顧客が商品を知り、興味を持ち、購入するまでの流れを表すことができます。
横幅が対象者の数であり、下に行くほど購入に近づきます。
集客する際は集客ファネルの下(比較・検討層)からアプローチしていきます。
その比較・検討層にアプローチするなら…という風に対策を練ることができます。
質の高い顧客を集めるために使えるモノ4つ
理想とする質の高いお客さんを集めるために使えるモノ4つについて解説します。
SEO対策
よく聞くSEO対策。
お客さんは何か気になっているものがあったら一旦調べるというのが普通です。
そのため、求めている情報がネット上にあるというのは大変重要なこと。
信頼獲得のためにも一役買います。
「調べる」時点で、それに興味ありますよね?
そして「調べる(検索をする)」という行動に踏み切ったお客さんに自社サイトをクリックしてもらうために、より有益な情報を発信したり、検索の上位欄に記事が上がるようにすることで、質の高いお客さんを集めることができます。
SNSでの発信
上記で「ネットでの検索」と書きましたが、年代によってはSNSのハッシュタグ等で情報を収集するのも珍しくありません。
そのため、狙いとする顧客によってはSNSでの情報発信が有効なこともあります。
SEO対策と同じで、ハッシュタグの活用や、ロケーション、タグ付けなどを活用することで、気になった人が検索すると自然に集まってくれます。
正し、SNSそれぞれでの向き不向きがありますので、よく検討してから運営しましょう。
第三者による口コミ
売り手でない第三者が口コミとして情報を発信することで、「その商品は本当にいいものなんだ!」という信用が格段にアップします。
これは売り手でどうにかできるものではないですが、モニター制度を設けて感想を言ってもらうなど、やり方はゼロではありません。
一番は、友達がそのまた友達に話すこと。
SNSのTwitterのリツイートのアナログ盤ですね。
気になっているから話題になるので、そもそも買うことを検討している・したことがあるお客さんということになります。
私自身、とくにベビー用品なんかは友達の話をよく聞いていました。
ドローマイライフ(生い立ちムービー)の活用
今は、「何を買うかではなく、誰から買うか」にシフトしています。
野菜の購入に関しても、農家さんご本人の写真や、農家さんと繋ぐアプリがどんどんできていることにお気づきでしょうか?
このように、今の顧客の興味は「この商品はどんな人が作っているのか」ということに傾いてきています。
どうせなら、自分の想い・こだわりをいっぱい聞いてほしいですよね。
また、人は全く知らない人でも何か共通点があるとちょっと嬉しくなるものです。
出会って間もない誰かと話していて
「同じ中学卒業の後輩だった」
「学生時代、陸上をしていたと分かって話が弾んだ」
「同じ福岡生まれで地元も近いので細かい話ができた」
というような共通点が発覚して話が弾んだ経験はありませんか?
「聞いてほしい」は売り手の気持ち。
「共通点があって嬉しい」はお客さんの気持ち。
そしてこれを叶えてくれるのが、売り手の想いを動画にまとめた「ドローマイライフ」です。
「似ているこれとこれ、どっちを購入するか迷う」
というお客さんの背中を押してくれる強いツールです。
ひとつ持っておいたら、
HPやYouTubeなどにアップしていれば、お客さんがいつでも見れる
名刺などの裏にQRコード等で誘導可能
いろいろ使えます。
以上が集客で大事なのは「数」より「質」な理由と、その質の高いお客さんを集めるためにできることや使えるモノについてでした。
質の良いお客さんに出会えるよう、集客でも周りとは一味違う何かを武器にしたいものですね。
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