そえだ みき【オフィシャルサイト】

私のつわりはこんな感じだった。体験談をまとめてみました。

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子ども考えているなら・妊娠したら・出産しても 知っておきたい、いつくるかドキドキする、記憶に残っているつわり
今、つわりでやばい という人はもう本当に頑張っています…寝てください、あ 寝るのもきついか泣

 

つわりって楽にできないってわかってるのにググりますよね笑
「なんか!!解決方法ないの!?!?」とか「同じ思いしてる人は!?!わかってくれる人!!!」と私は検索しまくっていました。

 

私自身の振り返りと、誰かの参考になるかなあと思って、私自身のつわり体験やつわりから考えたこと・感じたことを詳細に書いてみました。

 

私のつわり

私は5種類でした。
最終的に脱水になっていたので点滴を打って実家に帰りました。

 

症状が現れた順に書きました。

 

眠い(眠りづわり)

まず、妊娠したことにも気づいていない頃、ずっっっと寝ていました。

 

旅行にも行ったので その疲れかな?と思っていたのですが、思い返せば寝てばっかり。
異常に眠くて眠くて 旅行の移動中は全部寝ていたと思います。そして夜もがっつり寝ます。

 

これはずっと続きました。おなかの中で生命体を育てているからそっちに注力しちゃうんですかね?
これは別に眠たいだけなので、つわりっちゃつわりですけど、5種類の中ではマシなほうでした。

 

何か食べたい、偏食(食べづわり)

次に起こったのがこれ。
最初の違和感は、「アイスボックス食べたい。チョコ系のじゃなくて、シャーベットの、あのアイスがどうしても食べたい。」と思ってわざわざアイス1つを買いに行きました。
そのアイスの美味しいこと!

 

そこからは階段から転げ落ちるように食べれるものが激変、激減。
後に書く「吐きづわり」との最強タッグの登場です。

 

何か食べたいとは常に思っているけど、その「何か」が分からない
でも空腹だとすごく気持ち悪い何も入ってないのに吐き気がずっとある。
でもその「何か」を当てられても気分が全回復するのではなくて、HP-1000からHP-900になったぐらいの微々たる回復。

 

しかも、その「何か」を外してしまった場合は吐きます。なんか知らんけどマズ過ぎる。
「つわり 食べ物」で検索すると「すっぱいものがいいです」とか出てくるけど私にはまったく合わず。
(でもマックが食べたくなるのは本当!!!!私は異常にハッシュドポテトが食べたくなっていました)

 

このスパイラルから脱却すべく、私は「食べられるもの」「食べられないもの」を 食べてみては吐きを繰り返しながら書き出しました。

食べられるもの まあ食べられるもの 食べられないもの
ふりかけ
みかん
イチゴ
もやし
キャベツ
コーン
ニラ
春雨
白菜
玉子焼き
パイン
大根おろし
枝豆
白飯
オレンジジュース
レタス
できたての揚げ物
焼いた肉
大根
シュークリーム
豚汁

炊き込みご飯
焼きおにぎり
レバニラ
玉ねぎ
カレー
やきしいたけ
だし
冷えた揚げ物
味噌
梅干し
チョコ
ねぎ
お惣菜
コーンスープ
じゃがいも

 

「食べられるものの関係が分かれば、食べる前に食べられるものが分かるはず!」と思っていたのに 見て頂くと分かりますが、何も解決しませんでした笑 殺す気かよ笑

しかもわけわかりませんよね、大根おろしは大丈夫で大根はダメ、コーンはいいけどコーンスープはだめ。

 

揚げ物に至っては、できたてもあんまりよくないけど、冷えたのはもっとダメなんです。そしてお惣菜もだめ。
だから、夫に揚げ物作ってもらって ぬるくなった時に教えてもらって食べていました。細かい…。

 

唯一分かったことは、添加物や濃い味がダメ。
調味料、何も考えずに買っていたので(みりん風〇〇とか普通に使ってた)、全て総入れ替えしました。

 

においに敏感(においづわり)

次に、なんだかスーパーのにおいに違和感を感じるようになり、終いにはスーパーやコンビニのにおい、建物のにおいで吐けるようになりました。

 

私がダメだったにおいは、

洗剤 歯磨き粉 シャンプー リンス 締め切った部屋 濃い食べ物のにおい 車の中 季節の変わり目のにおい 湯気 ビーズクッション

 

私は割とたきたてのご飯のにおいは大丈夫でした。それより人工物系がダメで、こちらも総入れ替え
つわり初期には無理やり働いていたので、通勤では車の中で吐きながら運転していましたwww

 

職場から帰ってきたら、息を止めて入って速攻窓開け。
料理は到底できず、夫が帰ってくるまでぼーっと横になっておく。
トイレまで間に合わないし、トイレの芳香剤のにおいでまた吐けるので 私はゴミ箱とお友達。
夫が帰ってくる頃に 買ってきてほしいものを指示。
でも買って帰ってきてくれる頃にはもう食べたくない。
夫がお風呂を入れてくれるも、入れたばかりじゃ湯気で吐けるのでぬるくなってから入っていました。
(夫が先に温かいお風呂に入ればいいじゃないかと思うかもしれませんが、シャンプーリンスのにおいがダメなんだなあ)

 

どこにも行けなくなるのでこのつわりもすごく厄介でした。

 

吐く(吐きづわり)

これは、日常的にずっと吐き気に襲われるつわりでもあり、食べづわりとにおいづわりの最終地点でもありました。

 

私のつわり真っただ中の毎日は、基本的に

朝ごはん食べる(または食べない)→吐く
昼ごはん食べる(または食べない)→吐く
夜ご飯食べる(または食べない)→吐く
水分補給→吐く

え?これじゃ胃の中に何も入ってない?入ってませんよ? むしろ消化してくれるとラッキー!です。

 

上記でも述べましたが、「食べづわり」と「吐きづわり」は最強タッグだと思っています。
食べないと気持ち悪いけど、食べたら吐くんですよねえもー困っちゃう。

 

終いには、テレビコマーシャルで流れる食べ物のCMで気分が悪くなっていました。

 

あと、これは何づわりというべきか分からないのですが、寒暖差もダメでした。
部屋から外に出る時など、急に温度が変わったことに体が気付くとおえおえでした。
あれなんだったんだろう?

 

よだれが止まらない(よだれづわり)

そして妊娠7カ月まで続いた厄介者。
よだれが出すぎて気持ち悪いんですよね、飲み込もうにも間に合わないし、飲み込んだところで吐き気する。

 

それなら出したほうがいい、手元に中身を見えなくしたペットボトルを常備。
いや本当はそんなことしたくないんですよ!したくないけどやらないともっとダメなるんですよおお。

 

「これってもしかしたら私がよだれつわりだと思いこんでいるのかもしれない!」と思ったあなた、いいえ、大丈夫それつわりです。
私もそう思っていましたが、ふといつの間にかよだれが通常運転に戻っていました。
なので、違和感を感じるのなら それ、つわりです。

 

 

つわりのときのメンタル

このつわり真っただ中の私、もう心は荒れ荒れ。

 

調べても解決しないし、お医者さんも「きついね」っていうだけで無力すぎるし、どうやっても治らない耐えるしかないいつ終わるか分からないつわり。
しかもおなかの中に生命体がいる実感が全く湧かない
まだ生まれてもきていない生命体、、こんな実感がわかないぐらい小さいくせにどしてこんなに私を苦しめるんだ!!!!!!!!

 

「つわりがなければ」って何度思ったことでしょう、寝ても覚めてもつわり。
何しても気持ち悪い。気持ち悪くてずっと何もできない自分も嫌。
「つわりが無ければ、夫にも職場にも迷惑をかけることもないし 収入も今まで通りだし。」

 

そんな中での一番の反省点は、「まだ大丈夫」と思い続けたこと。
「まだそんなにひどくないはず」「いつか終わるんだから」「なんとか働ける」
間違ってはないのかもしれませんが、こう思った時点で早く休職して実家のお世話になるべきでした。

 

つわりの知識はあっても、体験は初めて。
「まだ大丈夫」と思い続けて、さっとこさ検診で産婦人科に行き、つわりの容態や体重の減少とお医者さんに伝えると入院を勧められました。
そこでやっと「あ、無理してたんだ」と気づきました。

 

 

対策方法

楽になることだけを考える

つわりは治すことができないので、ひたすらに耐えるのみなんですよね。
何をしてても気持ち悪いのがつわり。

 

なので、家事は放棄!
自分がどんな体制が楽なのか、何ならまあ食べられるのか飲めるのか、とにかく自分が楽になることだけを考えるべし!!
(とはいっても楽になるというより、マシになるって感じですね)

 

「マシになる」対策ならちょっとあったりします。
でもでも厄介なことに、調べても自分に合うかどうかはわからない。
いろいろ試してみて「マシになる」を見つけることに専念してください。

 

このマインドで周りにヘルプを求めましょう!!

 

仕事は休職

もう仕方ないんです。(てかつわり休暇ってあってよくない??)
当事者は「迷惑がかかる」と思ってしまいがちですが、勤務先の方々はそんなに鬼ですか?(鬼だったらごめんなさい) きっと「体を休めた方がいい」と思ってくれています。
自分でしたい仕事があるのも当然ですが、もう割り切ったほうがいいと私は思います。

 

ただ、「〇月◎日までにはつわりがおさまります」と言えないのが嫌ですよね。
一旦つわりが収まる人が多いと言われている妊娠12週あたりまでお休みを頂いて、また12週近くになったら考えたらいいと思います。

 

現に私も12週じゃ全く足りず、16週近くまでお休みをいただきました。

 

そしてできれば実家に帰るべし。
実家に帰ってからも移動でもつわりとの戦いだし、実家だからってつわりが楽になるわけではないけど、家事をやらなくていいとか、いざとなったら病院に連れて行ってくれる人が常にいるというのは心的に楽でした。

 

夫に話して協力してもらう

そして何よりこれ。というか協力してもらうのは当然

 

男性はつわりがどんな感じなのか体験できないので、細かく教えてあげましょう。

「〇〇なら食べられる」
「〇〇のにおいは嫌」
「〇〇を食べたかったら別室で食べてほしい」
「この寝方だと楽」
「家事は当分できそうにない」
「早く帰ってきてほしい」
「病院に連れて行ってほしい」

 

そうするとだんだんこっちが何をしてほしいのか言わなくても理解できるようになります。
当然できるはずです、立派な大人ですから。

 

夫を見て「私もああいう風に働きたいのに…」「おいしくご飯食べたいのに…」と思ったら、夫に話しましょう。
お互いに「初めて」に直面しているので、最初っから上手く気持ちをコントロールできなかったり、どう対処したらいいのか分からなかったりするのは当然です。
共有して、よりよい過ごし方を一緒に考えることがベストだと思います。

 

元々の私の体質

では、つわりが出る人に傾向はあるのでしょうか?
何を調べても憶測だけでこれといった決定打は出てきませんが、つわりに影響していたかもしれないと感じている私の体質を書いておこうと思います。

 

冷え性

万年冷え性でした。妊娠前はずっとつま先は冷えていました。
妊活にも妊婦にも冷えは大敵って言いますよね。

 

便秘ぎみ

一週間に一度お通じがあればいいほうでした。今では考えられない…

 

そもそも水分の摂取量が少なく、トイレに行くことも少なかったです。
職業柄(教員)、日中トイレに行くこともできなかったので自然と水分を取らない生活を送っていました。

 

生まれてきた子どもはどんな感じ?

こんなつわりを経て生まれてきた子どもはというと、

・新生児期は寝てばっかり
・大人しすぎて生後3か月でも連れ出して外食できた
・好奇心旺盛
・人見知りをあまりしない
・抱っこが大好き
・体を動かして遊ぶのが大好き

とまあ超普通な子です。

 

やっぱりつわりは関係なさそうですね…
ちなみに生まれてくるときは破水から7時間で生まれてくるという超親孝行者だったと思います。

 

 

 

 

 

以上が私自身のつわり体験やつわりから考えたこと・感じたことでした。
書いて分かったのは、あんなにつわりきつかったのに ちょっと忘れかけているということ…
でもあの時の私が「人生で今が一番つらい!!!!!!」と思っていたことも覚えています。

 

私の教訓は いつだってそうですが、つわりに直面した時だって自分を大切にして周りに頼るべし!
存分に自分を甘やかしてくださいね!!!!いつか終わるから!!!
ほんで生まれてくる子可愛いから!!!!!!!!!

 

この記事を書いた人

そえだみき

イラストレーター・NOKOS専属アーティスト。「わくわく、げんき、ゆめ、ふしぎ、そうぞう」をテーマに制作。元気のでるイラストをお届けします。

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