ホワイトボードアニメーションって最近よく聞くけど、
どんな歴史があるの?何で人気なの?という疑問を持つ人も少なくないはず。
ここでは、ホワイトボードアニメーションのこれまでの歴史についてまとめました。
ホワイトボードアニメーションの歴史
アメリカのYouTuber発祥
ホワイトボードアニメーションの発端は
アメリカのYouTuberサムペッパー氏だというのは有名な話。
サムペッパーは、自身の生い立ちをホワイトボードに書き、自分の音声と組み合わせて一本の動画にまとめました。
それが「Draw my life(ドローマイライフ)」です。
アメリカ代表のイラストレーターと言えるほど絵がうまいわけでも、アメリカのプロアナウンサーと言えるほど活舌が良い訳ではありません。
しかしこのホワイトボードアニメーション、わずか2週間でシェア2600万、真似した動画は66万件。
人気になりすぎて、アメリカだけにとどまらず、世界中に発信されました。
YouTubeにもアップされ、すでに2,000,000回以上再生されています。
これが、ホワイトボードアニメーションが有名になったきっかけです。
ホワイトボードアニメーションを作るためのPCソフトに英語表記のものが多いのはアメリカで広まったのが所以でしょう。
※サムペッパーが作ったホワイトボードアニメーションはPCソフトを利用したものではなく、自身で描いたものです。
いつの話かというと2013年。
歴史は浅いほうと思いきや、YouTubeは2005年に作られたものですからそうでもないです。
むしろこれからどんどん発展していくものだとみれます。
なぜこの時日本で流行らなかったのか
ではなぜこんなに世界中に流行したのに、
新たな手法として日本で流行らなかったのか。
そもそも、YouTubeが誕生したのは2005年の2月。
まだ16年しか経過していません。
そしてYouTubeが日本語対応になったのは2007年の6月から。
そこから急速に流行し始めました。
思い返せば
YouTubeを見るにはデータ通信がかかるわけですが、皆さんご存じの通りYouTubeに使われるデータ通信量はバカにならない。
制限がある人はあっという間に限度に到達します。
だったら無制限にしたらいいじゃないという話ですが、無制限にすると急に金額が跳ね上がっていましたよね。
このデータ通信に対する金額の規制がされたのもごく最近の話。
Wi-Fiも今のようにどこそこFreeWi-Fiがあるのも最近。
YouTubeって今では誰でも知ってるけど
ほんの数年前までは見ない人の方が多かったわけです。
つまり、ドローマイライフが流行っていたころの日本にはニーズが合っていなかったと言えます。
日本でも人気が広まってきている
ですが、コロナ蔓延が拍車をかけ、YouTubeを始めとする動画視聴者は確実に増えました。
2020年に開催されたGoogleが開催するイベント「YouTube Brandcast」の発表によると
2020年は、日本市場におけるYouTubeの視聴数が激増し、日本の18~64歳の2020年9月の月間利用者数は6,500万人を超えていたそうです。
そして、日本でもホワイトボードアニメーションを手掛ける会社は増えています。
ホワイトボードアニメーションしか作らない会社もあるほどです。
ココナラ等のクリエイターサイトでもよく見かけるようになりました。
使われ方は、商品やサービス説明の動画、人や会社の生い立ちムービー、難しい説明を伝える時の学習動画など 実に様々です。
なぜ急に使われるようになったのかというと、
ホワイトボードアニメーションならではの「見てしまう」秘密に着目しているからでしょう。
まだ広がり始めということもあって価格はピンキリ。
広がり始めということは「この動画、面白い!」と思ってもらえるチャンスが大きいということ。
もし取り入れるなら、価格とクオリティの両方を見定めて頼みたいところです。
ご自身の目的とホワイトボードアニメーションの効果が一致するならば、作ってみることは大いに有りでしょう。
是非、ご自身オリジナルのホワイトボードアニメーションを作ってたくさんの人に見てもらってください。
私もホワイトボードアニメーションを作っている身です。
ご相談があればお気軽にご連絡ください。