毎日イラストを描いて気づいたこと
イラストが上手くなりたい!
イラストを毎日描く習慣をつけたい!
SNSに一日一絵目指したい!
こう思ったことのある人は結構多いと思います。
私自身、そう意気込んで半年間毎日Instagramに投稿してきました。
毎日投稿って結構シビアなんですよね、習慣化してしまえば苦ではありませんが、私が一番苦手だったのはテーマ探しでした。
「毎日投稿します!」と意気込んだアカウントで本当に続けて投稿できているアカウントってすごく稀ですよね。
でも、やっぱり続けると見えてくるものがありました、無駄じゃなかったなあと思います。
そこで毎日投稿し続けて気づいたこと・分かったことを、シェアしたいと思います!
目次
自分の得意不得意が見えてくる
一カ月もすればイラストは30枚。
そうすると、「このポーズ多いな」「この色使うこと多いな」「全体的に〇〇を描くことが多いな」と自分の得意(癖)が見えてきます。
イラストを描く人は他のイラストレーターさんの絵もよく見ると思うんですけど、
比較すると、わりと「自分ってこういうイラストが描けるんだなあ」と自分の良さに気づくことができます。
また、似たようなイラスト以外にも描きたくなることがあるので 自然と挑戦するようになるのですが、簡単そうに見えて意外と描けないっていうのによくぶち当たりました。
そこで初めて「自分はこういう構図は苦手なんだ!」とか、「こう描きたいのにどこかがおかしいな」とか「色の塗り方がうまくいかない…」とかたくさん気づけるようになりました。
気づけると後は勉強するのみ。
私は図書館で本を借りてきたり、ピンタレストで調べたり(結構書き方の解説をしてくれている画像がたくさんあります)しました。
慣れないものを描いているのでちょっと時間かかるんですが、新しいことを習得できるときって夢中になれたなあ。
「描ける」じゃなくて「描きたい」が大事
そもそも私が毎日イラストを投稿しようと思ったのは、「イラストをもっと上達させたいから」。
でも、毎日描くとなるとだんだん自分がすぐに描けるものを描きたくなったりするもの。
でもでもそれじゃ意味がありませんよね。
上記とかぶりますが、「描けるイラスト」じゃなくて「描きたいイラスト」を描くのが大事だなあと痛感しています。
(まあこの「描きたい」をもち続けるのが難しいんですけどね笑)
自分の絵柄に落とし込まないと意味がない
毎日描くとなるといろんなイラストを参考にするわけですが、そのまま真似しても自分のイラストの世界観とぜんっぜんあわないこと、よくありました。
イラスト描いていても「この人のイラスト素敵だなあ」って眺めることはよくあるのですが、そう思うのは自分のイラストの世界観と全く違うからかも、と思っています。
「これが描きたい」と思って、参考資料を調べるまではよし、そこから自分の絵柄に落とし込まないことには私的には納得ができずに何度も描き直していました…
でも、落とし込めさえすれば自分のモノです!
配色ってやっぱり難しい
配色って難しい、、、。
イラスト見ていて「すてき!」と思うのと同じように、「この色使いすてき!」と思って自分でもその色使ってみてもあれぇ…やぼったい…。
色って一つずれるとすごくまとまりがなくなるんですよね、しかも私はどこがおかしいのかもよく分からない。
でも毎日描く分、いろんなおためしができて面白かったです。
たくさん本を読んだり、外に出かけたりするようになった
冒頭でも述べた通り、私が一番苦手だったのはテーマ探しでした。でもこれが見つからないと描けない!
他にも、イラストの描き方、配色の参考、いろんな知見集め…とにかくなんか自分知識足りない!!って思いました。(語彙力)
だから、自分の心を豊かにしたり、いろんなことをインプットするためにわざとたくさん出かけることが増えました。
普段と違う視点で見るようになる癖がつくようにもなりました。あと想像するくせ…笑
毎日イラストを描くことはメリットばかりじゃない
「毎日イラストを描く」というと成長できる!!!と思う人が多いです。
それは間違ってはいないのですが、目的を間違えてしまうと、イラストの上達どころが時間の浪費になってしまいます。
時間の確保が難しい
毎日イラストを描こうとおもっても挫折してしまう人のほとんどの理由はこれだと思います、時間の確保。
「毎日イラストを描こう」って思っても、意外とそんな暇ないですよね…
ようは、この「毎日イラストを描こう」、生活内での優先順位をかなり上げとかないと自分で時間を捻出しようともしません。
何より厄介なのが、「〇〇分」と決まっていないんです。イラストが完成するまでが絶対。
でもやっぱり時間は有限。
どうしても仕上げようとして中途半端なイラストに仕上がることもあります。
制限されては手の込んだイラストが描けません。
どのくらいかかるか分からない作業にどれだけ割けるかがポイントです。
「量産すること」が目的になってしまう
時間の確保が難しくなると逃げ込んでしまうのがこれ、「量産すること」。
これが知らず知らずのうちに目的化してしまうと、もうイラストを毎日描く意味がありません。
だんだんイラストを描くことに達成感を得られなくなっていたら、「量産すること」が目的化しているかもしれません。
以上が、私が毎日イラストを描いていて気づいたことでした。
自分がどんなイラストを描きたいのか、どのくらいの時間なら割けるのか、「毎日描きたい」とおもった理由は何なのか。
これが要だと思います。
あなたのイラストはあなたにしか描けないのですから、自分に合った方法で上達していってくださいね。
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