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手描きのホワイトボードアニメーションとそうでないホワイトボードアニメーションのメリット・デメリット

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ホワイトボードアニメーションには大きく2種類あるって知っていましたか?

 

ホワイトボードアニメーションと動画検索をすると薄々気づくと思います、
「手描きで描かれているホワイトボードアニメーションと、なんかPCソフトで作ったようなホワイトボードアニメーションがある」!!

 

その通り、ホワイトボードアニメーションは、手描きで作るものと、PCソフトで作るものがあります。

 

じゃあ、ホワイトボードアニメーションが欲しいとき、どっちの方がいいんだろう?と思いますよね。

 

ここでは、その2つのホワイトボードアニメーションを比較しながらそのメリット・デメリットについてお伝えします。

 

手描きのホワイトボードアニメーション

では、手描きのホワイトボードアニメーションにはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

 

手描きのメリット

「本当に描いている」というのが分かる

こちらは、私が制作させていただいた手描きのホワイトボードアニメーションです。

 

「描いている」のがよく分かりますよね。
この、「本当にリアルタイムで描いている」ことで、「この動画すごい!素敵!」と思ってもらえる方が非常に多いのが特徴です。

 

本当に描いているので、クリエイターはやり直しができません。編集の段階でできそう?いいえできません。(むしろ修正できないので、ちょっとでも間違えていることに気づいたらその一連の流れのイラスト全部取り直しています(白目))

 

特にこの動画は、イラストを部分的に消しながら、描いて、消して、描いて…と作ったので、間違えないようにひやひやでした。(ちなみに私はイラストじゃなくて漢字を間違えてよく撮り直します笑)

 

親しみが持てる

上の動画を見てもらえると分かるように、手描きなので温かみがあり、親しみを持ってもらえます。絵本で感じるような感覚ですね。

 

親しみを持ってもらえると、「もっと見たい」「もっと知りたい」という気持ちや行動に繋げてもらうことができます

 

好みのイラストだとテンションが上がる

好みのクリエイターさんを見つけることができると、動画が出来上がった時の感動がすごいです。

自分の製品が、自分の人生が、ホワイトボードアニメーションとして動画になっている、というだけでも「すごい!」と思えるのに、自分の「好き」が加わると「作ってよかった!」という気持ちが倍増すること間違いなしです。

 

ホワイトボードアニメーションは可愛い値段ではないので、より納得のいくクオリティを求めたいところですよね。

 

確実に唯一無二のホワイトボードアニメーションになる

手描きなので、全く同じイラストは二度と描けません。

ホワイトボードアニメーションは、ペンとホワイトボードだけで表現するのでシンプルなのには間違いないですが、そのホワイトボード上での表現方法は無限です。
手描きであることで、描けるものならすべてOKということ。

 

つまり、確実にオリジナルのホワイトボードアニメーションになるということです。

 

手描きのデメリット

では、デメリットはどんなことがあるのでしょうか。

 

「イラストが動き出す」というようなアニメ的な動きは難しい

「アニメーション」と聞くと、テレビや映画で流れるようなアニメを想像しますよね。

 

手描きだとあのような「イラスト自体が動く」というのはとても難しいです。
厳密にいうと無理ではありません。でも、ホワイトボードに描いたイラストを動かすためには パラパラ漫画のように描いては写真を撮り…というのを繰り返す必要があります。
手描きというだけで手間がかかっているので、さらに高度になります。

 

それに、手が動画にうつっている状態でイラストを動かすというのも編集作業量が格段に多くなります。

 

できないこともない、というのが答えですが、費用や時間がとてもかかってしまいます

 

実際にしていた方のホワイトボードアニメーションはこんな感じです。
(ホワイトボードアニメーションというよりかパラパラ漫画感が強いですね!これはこれですごい!!)

 

色使いが制限される

手描きで描くとなると、色は黒、赤、青、緑、オレンジに制限されがち。

 

理由は、ホワイトボードマーカーの色自体が豊富でないから。

 

他の色もありますが、編集の段階で色が飛んでしまったり、太さが違うことでかえって変なイラストになってしまったり、あんまりいいことがないんですよね。

 

でも、制限されてもこれだけ使えれば十分だと私は思っています。

 

 

PCソフトでのホワイトボードアニメーション

では次に、PSソフトで作った場合のメリット・デメリットです。

 

PCソフトのメリット

ソフトがあればだれでも作ることができる

ソフトさえインストールすれば、誰でも簡単に作ることが可能です。
確かに動画の編集ということになるので多少の知識は必要ですが、慣れれば自分で量産することができます。
YouTubeで作り方の動画もアップされているようです。

 

「ホワイトボードアニメーションの作り方」と検索すると、「まず、ホワイトボードとマーカーを準備して…」と説明してある記事がほどんどですが、PCソフトであればPC一台あればホワイトボードアニメーションを作ることができます

 

外注しても費用は手描きより安め

上記で「手描きは手間がかかる」と書きましたが、PCソフトはその逆。
PC一台で済む理由もあって、外注費用は手描きよりは安い傾向があります。

 

ココナラ等で安い価格で売ってあるホワイトボードアニメーションはの多くはこのPCソフトで作るバージョンのホワイトボードアニメーションです。

 

「イラストが動き出す」というエフェクトが可能

例えばこんな感じ。

 

描いたイラストが動いていますよね。

PCソフトで作った場合の一番の強みはこれだと思います。手描きだとこのような滑らかな動きはなかなかできません。

 

PCソフトのデメリット

PCソフトで作るホワイトボードアニメーションにも、手描きとはまた違うデメリットがあります。

誰かがそのイラストを使っているかも…

こちらは、Vyond19というソフトで作る場合の解説動画です。

見て頂くと分かる通り、イラストを選択していますよね。
つまり、誰かが同じイラストを使用しているかもしれないということです。

 

たくさんの動き(アクション)が選択できるようですが、このソフトを使う人は同じものを使っています。

 

そのため、オリジナル性の半減というリスクが伴います。

 

あくまでも描いている「ような」動画

「ホワイトボードアニメーションが作れる」とうたっているソフトなので、手の動きは結構綿密で、ちゃんとペンの先から描かれているのが分かります。

 

でもやっぱり描かれている「ような」動画。

 

手描きのメリットであげた「親しみ」にはちょっと程遠いかもしれません。

 

 

それぞれに向いている使い方

そこで、どんな使い方が向いているのか、例として書いてみました。

 

手描きのホワイトボードアニメーション

  • 自分のことを知ってもらいたい「ドローマイライフ(お絵描きムービー)」
  • 自分史としての生い立ちムービー
  • 「ちょっと近寄りがたい」と思われるような会社(建築関係等のなかなか普段行かない会社)の紹介動画
  • 子どもが苦手とする場所(歯医者など)での紹介動画やドローマイライフ(お絵描きムービー)
  • 子ども向けの説明動画

 

PCソフトで作るホワイトボードアニメーション

  • 清潔感を出したいところ(病院など)での注意喚起動画
  • 数字やグラフを多く出したい時のプレゼン動画
  • 大人が理解できたらOKな簡単な動画

 

 

 

 

 

 

以上が手描きのホワイトボードアニメーションとそうでないホワイトボードアニメーションのメリット・デメリットでした。

ご自分で検討して見てくださいね。

 

手描きのホワイトボードアニメーションであれば、承っております。
お気軽にご連絡ください。

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    そえだみき

    イラストレーター・NOKOS専属アーティスト。「わくわく、げんき、ゆめ、ふしぎ、そうぞう」をテーマに制作。元気のでるイラストをお届けします。

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