「さぁ確定申告！」と意気込んだけど、期限とか書類とか提出の仕方とか初めてするのはなんだか難しく感じますよね。

やっとこさ調べて、
「青色申告の方がお得らしい」
「やよいの青色申告使お」
「去年一年分の収入で、送れるのは２月１７日からね」
「私は〇〇税務署に送ればいいのね」
「e-Taxでも出せるのね」
ってのが分かったものの、

でもなんかやっぱよく分からん。

私が確定申告を初めてしようとした時によく分からなかったことをまとめます。

青色申告で出すには、条件がある

青色申告を出せるのは、開業届（と青色申告承認申請）を出すほかに、その出した日付も大切です。

具体的に例えると、

これでは、青色申告はできません。

これであれば、青色申告ができます。

青色申告をしたければ、
（例の場合は）開業届を2022年3月15日以前に出す必要があります。
（※１月16日以降に開業した人は、業務を開始した日から2か月以内であればOK）

私は勝手に青色申告と一緒に開業届を出せば問題ないなんて思っていました…

「年」分！「年度」じゃない

私の中には、「４月はじまり」がしみ込んでしまっていて
「年度」で出すものだと思い込んでいました。

でもそうではなくて、

確定申告の「１年」は「1月1日から12月31日まで」のことを指しています。

世の中も４月は入学式、新社会人、転勤とかで
なんだか「なんでも４月から始まるよ！」って言われてる気がしてたんですけど…

思い込みって怖い（泣）

確定申告できてなかった…？！

ネットで出せると分かってからばたばたとやってみるけど
パソコンに繋いで？
公的個人認証さーびす？

なんか他にすることも増えてよく分からないけど

何とか出せた（気がする）！！！

でも後々気づく、
なんか出せてなかった！！！！！！！！！！！
（私です）

ある申請をしたくて
去年出した確定申告の書類が必要だったんですけど、

自分のe-Taxに「受信通知」すらない。

慌てて調べたり税務署に電話したりしました。

確定申告の期限を守れなかった場合、残念ながら、期限後申告（期限を過ぎてから確定申告すること）になります。

期限後申告では
最大65万円の青色申告特別控除→最大10万円の青色申告特別控除となります。

また、当然ながらペナルティもあって無申告加算税、延滞税がかかります。

無申告加算税

期限内に確定申告をしなかったことで、税額が割増しになります。

元々収めるべきだった税額に対して、
50万円までは15％、50万円を超える部分は20％が上乗せでかかります。

※条件によっては5％まで軽減することや、
期限後申告が初めて・期限内申告の意思があった（自己申告など）と認められる一定の要件を満たす場合には、無申告加算税が免除されることもあります。

延滞税

期限内に税金を納めなかったことで、税額が上乗せになります。

最終期限の翌日から2月を経過する日までの間は年利2.6％、
2月を経過した日以後は年利8.9％の割合で納めるべき税に対して延滞税が計算されます。（2018年）

期限後申告の仕方

「遅れてしまった」というだけで、期限内申告のやり方と違いはありません。

理解すればすいすいできるんですけど、分かりずらいから本も売ってあります。

「分からない」ではすまされないので、是非しっかりと自分で理解しましょう!(教訓)

今年の確定申告も頑張りましょう！