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私の好きな絵本(外国編)

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私は読書が好きです。
割と何でも読みますが、特に小説と絵本が好きです。

 

没頭できたり、その本の世界観に引き込まれていく感じがすごい好きなんですよね。
小さいころから母が絵本をよく読んでくれたり、買ってくれたりしました。

 

今でも本屋によっては子どもに紛れて絵本を読むことがよくあります。

 

好きな絵本をまとめてみました。

 

今回は外国の絵本。
(絵本って呼んでいいのか分からない本もありますが。)
外国の絵本って意外と身近にあります。

 

かいじゅうたちのいるところ

ある晩、マックスはおおかみのぬいぐるみを着ると、いたずらをはじめておおあばれ。とうとう寝室にほうりこまれた。すると、寝室ににょきりにょきりと木がはえだして…。世界中の子どもたちをひきつけてやまないセンダックの代表作。子どもの内面のドラマをみごとに描いて、20世紀最高の絵本と言われています。

 

恐竜でもなく、お化けでもなく、怪獣だ!と思えるイラストです。
なんだか愛着がわいていて、私は表紙に載っているこの怪獣が一番好きでした。一番怖くなかったから…笑

 

想像の世界へ私もいけるかな?とわくわくできます。

 

真夜中の台所

真夜中に目を覚ましたミッキーが台所へおりていくと、パン焼き職人が働いていました。そしてミッキーはふしぎな世界に入りこみます。ニューヨークの風景と台所を重ね合わせ、漫画の手法も取り入れた楽しい絵本。

 

上記の「かいじゅうたちのいるところ」と同じ作者です。
これはまた違った雰囲気ですよね。すごくにぎやかです。
でも夢が関連しているのは一緒かな?

 

私はミッキーが着ているこのパン生地服に憧れていました。この飛行機も。
自分でこねたものが空を飛ぶってワクワクです。

 

私は本だけじゃなくてテレビでも見た記憶があります。
出てくるパン焼き職人の歌が耳から離れません。
「仕上げはミルク!仕上げはミルク!まぜて、ねって、ならして焼こう!」

 

ゆめくい小人

恐ろしい夢になやむ姫を救おうと、王様は旅に出て、荒野でふしぎな小人に出会います。色鮮やかでファンタスティックな物語絵本。

 

これ、引き込まれるなあと思っていましたが、作者が「ミヒャエル・エンデ」でした。
「モモ」を書いた人です。だーっ納得。(調べるまで知らなかった…)

 

始まりと結末はまあ想像通りなんですが、その間のストーリーが面白いです。
ゆめくい小人の性格もなんだかちょっと危なっかしいような、魔女との契約みたいな感じなので幼い私はあんまいいイメージ持たなかったのですが、でも読めば読むほど愛着がわいてきていました。
小人なのに頼りがいがあるんです、読んでいる自分も悪夢を見ずに済みそうな気持ちになります。

 

また、出てくるゆめくい小人とか、悪夢を可視化しているイラストが観察したくなるというか…
絵本のわりにはシュールなイラストです。

 

 

アリーテ姫の冒険

待ってるだけのお姫様はもう古い! アリーテ姫はかしこくて勇気のある王女様です。父王と魔法使いの策略に勇敢に立ち向います。女の子にほんとうの自由と独立心を与えるために、新しいモデルが活躍する楽しい物語。

 

絵本か??でも小説というには短いんですよね。
でも第8章まであるし小説かも…
復刊バージョンが発売されているみたいです。

 

イラストでアリーテ姫の顔はほとんど見えず、こんな子かなあと想像しながら読んでいました。

 

今ではディズニーを筆頭に「戦うお姫様」をよく見るようになりましたが、この本は1989年生まれ。
魔法使いと自分で戦うお姫様は珍しかったと思います。

 

ヘビは喋るし、魔法使いもいるしまさに「冒険」な一冊です。

 

 

 

ヨセフの大事なコート

ヨセフはコートを持っていました。でも、あなあきです。そこで、ヨセフはコートをジャケットにしたてなおします。いつしか、ジャケットも古くなって・・・。それから?

 

1999年の初版以来、日本でも長らく読み継がれる人気ロングセラー絵本です。
ユダヤの民謡”I Had A Little Overcoat”を元にしたお話。
娘が産まれてから、夫が面白半分で借りてきた「ハエを飲み込んだおばあさん」という絵本があったのですが、これを書いたのも「シムズ・タバック」でした。
いろんな民謡を絵本にしているようです。
(「ハエを飲み込んだおばあさん」はアメリカの古いわらべ歌です)

 

何が面白いかってページに穴が開いています
ヨセフのコートがだんだんいろんなものに変わりながら小さくなっていきます。
次は何になるんだろう??と気になる絵本です。
物を大切にする心を、楽しみながら教えてくれます。

 

セレスティーヌ

 
ある日、くまのアーネストはごみ箱の中で赤ちゃんねずみを見つけて連れ帰り、セレスティーヌと名づけて、精一杯の愛情を注いで育てます。 ふたりの運命的な出会いを描く超大作のデッサン絵本 。
 

絵本なのか…?笑 イラストはデッサンです。
作者の「ガブリエル・バンサン」はベルギーのブリュッセル生まれで、長期にわたりデッサンに専念していたようです。
デッサンなのに完成しているというか、十分に想像できるというか、じっと見たくなるイラストです。

血のつながりのない親子の本です。これが一番最初で、続きがあるようです。
映画にもなってるみたいですが、本とストーリーが一緒なのかはちょっと分かりません。

 

読むと温かい気持ちになれる本です。

 

 

 

 

 

 

 

殆どが小さいころの記憶ですが、今でも記憶に残っているってすごいですよね。
誰かにとってのそんな本がかけたらいいなあ

 

この記事を書いた人

そえだみき

イラストレーター・NOKOS専属アーティスト。「わくわく、げんき、ゆめ、ふしぎ、そうぞう」をテーマに制作。元気のでるイラストをお届けします。

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