e-Taxで出しました(私の確定申告)
確定申告。
毎年毎年「しなきゃしなきゃ…」と思う、年度末のラスボスみたいなやつ。
でも今は便利で、自宅からでもオンラインで提出できますね。
でもでも最初はよく分かりませんでした。
なんか知らない言葉がいっぱい。
分かったらめっちゃ便利だけど、
何なに?調べたらいろいろ用意したりインストールしなくちゃいけない…?
わからん!難しい!ぽい!
じゃなくて一旦やってみて!思ってるより簡単!
用意するものもパソコン、スマートフォン、マイナンバーカードでOK!
ここでは、私自身のe-Taxで確定申告を出したよ!を書きました。
目次
よく聞く言葉 これなんこと?
便利と聞いてオンラインで出そうと思ったらなんかいろいろ用語出てきた…
何のこと?と思ったモノを羅列しました。
e-Tax
国税電子申告・納税システムのこと。
所得税、消費税などの申告や法定調書の提出、届出や 申請などの各種手続をオンラインで行うことができます。
また、e-Taxに対応した税務・会計ソフト(私は弥生会計にお世話になっています)を利用すれば、会計処理や申告などのデータ作成から提出までの一連の作業を電子的に行うことができ、 事務の省力化やペーパレス化につながります。
マイナンバーカード
プラスチック製のICチップ付きカードで、券面に氏名、住所、生年月日、性別、マイナンバー(個人番号)と本人の顔写真等が書かれているもの。
本人確認のための身分証明書にできるほか、自治体サービス、e-Tax等の電子申請等、様々なサービスに使えます。
また、マイナンバーカードを使えば、利用者識別番号(数字16桁)と暗証番号の管理をしなくてOK。
利用者識別番号
電子申告をするために必要な16桁の個人(法人)の識別番号のこと。
e-Taxや、確定申告の申告会場にあるパソコンでも使えます。
利用者証明用電子証明書
マイナポータル(注)へのログインや、コンビニエンスストア等で住民票の写し等を取得する際に利用するもの。
IDとパスワードによる本人認証よりも安全に行えるものだと位置づけられています。
ICカードリーダライタ
ICカードに記録された電子情報を読むための機器。
マイナンバーカードの読み取りに対応したスマートフォンでもOK。
マイナポータル
政府が運営するオンラインサービス。
子育てや介護などの行政手続ができたり、行政機関からのお知らせを確認できたりします。
2次元バーコード認証
スマートフォンにインストールした「マイナポータルアプリ」で表示される2次元バーコードを読み込んで、パソコン等と接続できること。
電子証明書
地方公共団体情報システム機構の認証業務に関する法律に基づいて、地方公共団体情報システム機構が発行し、市区町村が交付するもの。
電子証明書はマイナンバーカードに自動的に組み込まれています。
e-Taxで出しました
大前提として、私はマイナンバーカードを利用しました!
いわゆる「マイナンバー方式」です。
e-Taxを使う前に確認すること
むしろここが一番大事。
必要なものがそろっていればあとは手順通りに行動するだけです。
確定申告書はできあがっているか
正しくは、確定申告書のデータです。
いろいろやり方があります。
私は弥生会計を使っています。
自分のスマートフォンは読み取り対応機種か
大体の機種いけるんですが、私の夫のiPhone6sは古すぎてダメでした。
確認したい方はこちら:スマートフォンがマイナンバーカードの読み取り対応しているか否かはどこで確認すればよいでしょうか?
マイナポータルをスマートフォンにインストールしてログインしてあるか
スマートフォンにインストールしてマイナポータルを開くといろいろ手順が出てきます。
それに沿って登録してください。
マイナポータルが使えれば、
② スマートフォンで読み取る
③ マイナンバーカードをスマートフォンにかざしながらPINコードを入力する
だけで簡単に申請できます。
e-Taxで出したよ!
準備ができたら簡単。
「e-Taxをご利用になる場合の流れ」として、
電子証明書の取得
開始届出書の提出
利用者識別番号の取得
とありますが、前記した確認事項をクリアしていれば大丈夫。
開始届出書は、e-Taxを初めて利用される方が、利用者識別番号を取得するための手続です。
なので、マイナンバーカードを持っていたら利用者識別番号は取得していますので届出書は作りません(作れません)。
手続を行うソフト・コーナーを選ぶ
作成・送信できる手続きやご利用できるデバイスに違いがありますが、確定申告なら「確定申告書等作成コーナー」。
ソフト版とweb版がありますが、web版で十分です。
申告・申請データを作成・送信する
①電子証明書の登録
マイナンバーカード方式の登録が完了している場合は、不要です。
②申告・申請データの作成
選択された各ソフト・コーナーの画面に従い、申告・申請データを作成します。
③申告・申請データへ電子署名
ご自身が作成した書類であることを証明するために、作成した申告等データに電子署名及び電子証明書を添付します。
④申告・申請データの送信
選択された各ソフト・コーナーの画面に従い、申告・申請データを送信します。
データ送信が完了した直後に、e-Taxでデータ形式等やファイルサイズのチェックを行い、正常に受信されたかどうかの判定、受付番号、受付日時、受付ファイル名及び送信者の利用者識別番号を送信者のパソコン画面上に表示します。
難しいことが書いてありますが、丁寧に案内されるので、それに従って入力や添付をしていきましょう。
私は特に困りませんでした。
出した後に、「受信通知」という通知が、e-Taxにログインした場合に見ることができる「メッセージボックス」に届きます。
そこで添付した資料も確認できます。
もし不備があれば連絡を頂けるので安心です。
e-Taxで出した感想
来年もオンラインで出そうと思います。
なにより行かなくていいのがとっても楽。
確定申告の書類もデータで保管できるので楽。
そしてデータで確定申告書を仕上げると、訂正が楽。
ただ、理解しておかないと「郵送で出したほうが楽!!」と思う人もいると思います。
もうちょと分かりやすくなってたらいいんですけどね…
言葉が分かりにくいうえに、いろんなページにいろんな情報がとっ散らかっている印象があります。
まあでも慣れですね、しょうがないです。
でも利用する価値ありです。
「青色申告は55 万円の特別控除」ですが、
e-Tax による申告(電子申告)又は電子帳簿保存を行うと、 65 万円の青色申告特別控除が受けられます。
さて、次の確定申告も頑張りましょうね!
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