そえだ みき【オフィシャルサイト】

私がイラストレーターになったわけ

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はじめまして

いまでこそイラストレーターと名乗っていますが、2,3年前までは小学校教員をしていました。

 

元小学校教員、というと

言われるのはだいたい
「どうしで辞めたんですか?」
「もったいなかったんじゃ?」
の2つです。

 

そりゃあサクッと辞めたわけではありません。いろいろ悩みました…

 

どんな流れでイラストを職にしようと思ったのか気になる人は読んでください。

 

 

 

私のドローマイライフ(ナレーションなし・ショートver)

 

 

絵を描くことが大好きマン

小さいときから絵を描くことはすごく好きで、熱で学校欠席することで「図工ができない」と泣いたり、母の作るPTAチラシの挿絵を描いたりしてました。(上手なわけではない)

 

クラスの学級旗づくり、文化祭のチラシ作り…何かとイラストものは任せてもらっていました。

 

脳内ぺかぺかの大学生

私は教育学部に入学しました。

 

イラストとは全然関係なかったんです。

 

もちろん美術系の大学も考えたけど、
あの時は
「将来のこと考えたら、ちゃんと免許取れる方がいいかな」
「学校の先生だったらお金のこととか心配しなくてよさそう」
って思ったんですよね。

あと、ほんのりと「子ども、可愛いよな」と思って教育学部にしました(教育学部あるある)。

 

実習とかいろいろあったんですけど子どもは可愛かったです。

 

でもやっぱり教材作りとか、ワークシートづくりは好きでしたね。

 

おえかき?落書き?程度のイラストをTwitterにあげていました。

 

教師として社会人に。

社会人1年目は教員採用試験に受からず、常勤講師をしました。(はたから見たら正規の先生に見える人です)

 

THE☆こども!って感じで先生方もめちゃくちゃ素敵な人ばかり。ほんと一校目があの学校だったのは幸せでした。

 

担任を持っていなかったので幅広く子どもたちと関わっていたのですが、言葉かけでは難しいけど、イラストだったら分かるっていう子がいました。都度、絵を描いて関わっていました。

 

翌年に無事教員採用試験に受かったんですけど、担外と担任の責任とか仕事の量が違いすぎてもうアップアップ

 

始業時間は8時のはずなのに、7時前に出勤して、
事務をしていたらいつの間にか子どもが来る時間になって
頭をフル回転させて朝の会から授業5コマと給食と掃除帰りの会までの流れを作って
でもケンカとか食缶こぼすとか怪我とか、予定通りにいかないのが当たり前、
怒涛の時間を過ごしたらノンストップで片付けや子ども達の宿題チェック、
そんなことしてたらいつの間にか会議の時間で
退勤時間の17時にはまだまだ自分の学級のことが終わってない、
結局帰るのはいつも19時過ぎで
帰ってからも家で教材研究。
(教員の方々には今でも尊敬の念…)

 

でもやっぱり子どもは可愛かったです。

 

尊敬する先生方もたくさんいて、つらいこともたくさんありましたがその度助けてもらっていました。

 

 

小学校教員として働いてみて…

子ども達を見てたら

自分のしたいこととか、目標とか夢にまっしぐらなんですよね。

 

もちろん学校の先生がしたくないわけではなかったけど
自分の好きなことを追求するというか、自分自身のスキルアップをするというか

その時の私がしている「先生」っていう仕事は、自分のスキルアップがあってこそ子どもに還元できるわけだけど、

 

子ども達を「羨ましい」と思ったのがイラストレーターを考え始めた最初のきっかけだったと思います。

 

でも
お金の面とか、不十分な実績とか、デザイン系の大学に行ったわけでもないし
こんな知識ゼロの人がいわゆるフリーランスでやっていけるのか?

ってずっと考えていました。

 

決断

あんまり自分だけで考えてても埒があかないので、いろんな人に相談してみました。

 

「そんなの現実的な話じゃない」
「イラストレーターって身近に聞いたことない」
「教員辞めるなんてもったいない」

 

こう言ってくる人もいました。

 

でも一方で
「やってみたらいい」
「みきの絵、好きだよ」

って言ってくれる人もいました。

 

ある時、同じように話を聞いてもらっていたら
「いつまでそうやって
『ああいう生き方してる人羨ましい』とか、
『教員のこういうところはきついけど』とか言ってるんですか。」

 

って言われたのがぐさっときました。

あぁ、私、羨望や不満はいっちょ前に持ってるだけで有言実行はできないヤツだ

 

で、ようやく
決断しました。

 

いろいろうじうじ考えてても前に進まないし、
1回しかない人生、自分のしたいことしとかないでどうする!
一旦やってみよう!

 

全く違う働き方

そして教員を辞めました。

 

辞めてみると
思ったより不安はなくて、スッキリしていました。

 

大きく違ったのは、

出勤しなくていい
好きな時間に仕事ができる
上司もいないので自分のやりたいようにできる
 
それはそれはとっても楽でした!
人間関係の悩みもない、時間に余裕ができる、好きな恰好ができる。
 
教員してた頃には全く考えられない生活でした。
 

 

でも、困ったこともありました。

 

社会的な信用が薄れる(1年目)
お金が入ってくる保障はないのに税金が高い(1年目)
自分軸がしっかりしていないと仕事にブレが出る

 

教員辞めてから契約したクレジットカードは限度額が小さいし、1年目のフリーランスってこんなに肩身狭いんだ…と思いました。

 

昨年の給料と照らし合わされて請求される税金。ちゃんとお金が毎月入ってくる保証はないので震えました…
一年目は凄く金銭的にやられました。

 

そして、
自分の軸を持っていないと、方向性に統一がなくなって自分でも何をすべきなのか分からなくなりそうなことが結構ありました。

今までは、一年間でやることは決まっていたし「次は何をするべきか」っていうのは、考えなくてよかったんです。

 

でも、イラストレーターになってからは自分で1から考えて対策して行動していかなくちゃいけない

 

今の世の中、やり方がいいっぱいあるんですよね。
SNSにあげるにしても、Twitter? Instagram? TikTok?
描くにしても、直接紙に?それとも液タブでデジタル絵?

 

何をどう活用したほうが自分のやりたい仕事につながるのか。

 

ある意味自分の生き方を考えるきっかけになりました

 

お金の面や、自分の仕事の内容の面で不安になることは多かったですが、ちゃんとやることやってたらありがたいことにお仕事をいただけるようになりました。

 

結論、やりたいことをやった方がいい!

教員からフリーランスのイラストレーターになってみてわかったことは、

なんだかんだどうにかなる
好きなことを仕事にしているので、仕事をしている感覚がない
不満はなくなったが不安はある
ということです。
でもほんと やりたいことをやっとこう、と思いきってよかったなと思っています。
 
だって人生は一回きりですもんね。
どうせ、とか、こうだったら、とか思うだけにするのはやめにして
自分でガチで手にいれにいく

ってスタンスを持っていいと思います。
 
ディズニーランドも海外旅行も、画面で見てるだけじゃなくて、直接行って自分が体験する方が慣れない場所に行ってあたふたすることもあるけど、1,000倍楽しいですもんね。
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

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