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ホワイトボードアニメーションの広告的効果

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ホワイトボードアニメーションは、様々な用途に使うことができます。

 

その中でも私が作るホワイトボードアニメーションで多いのが、

① ご自身の生い立ちムービー
② 触ったり見たりできないサービスの紹介

です。

 

実際、最近はホワイトボードアニメーションを導入する会社や起業家が増えてきており、あなたもSNS等の動画広告でホワイトボードアニメーションを見たことがあるのではないでしょうか?

 

わざわざホワイトボードアニメーションを使うのは、他の動画とは違うなんらかの効果が得られるからです。

 

今回は、広告的要素を持たせて作るホワイトボードアニメーションの効果についてまとめました。
一体どのような広告的効果があるのでしょうか。

 

ホワイトボードアニメーションの広告的効果

意思決定力が上がりやすい

ホワイトボードアニメーションを使うと、意思決定力が上がりやすいことが科学的に分かっています。

 

つまり、「ほしい!」「買う!」と思うまでに時間がかからないということ。

 

イギリスの心理学者が行った調査では、

話すだけよりも、ホワイトボードアニメーションによる商品紹介の方が、効果が高い(商品を買いたいと思う人が多くなる)

ことが明らかになっています。

 

話しっぱなしの動画より理解しやすいのは当然

YouTube等の動画サイトで、ずっと話しつくしている動画を見たことがあるでしょうか。
それが悪い訳ではなく、その説明を視覚化してくれた動画も一緒に流れた方が分かりやすいのは言わずもがなですよね。

 

言葉だけでは分かりにくいから、資料にしたり、パワーポイントとして画面に写しながら説明したりするものです。動画でも同じこと。

 

具体的にどんな意思決定力なのか

じゃあ、資料やパワーポイントを使えばOKなのかというとそれもまた違います。

 

しかし、SPARKOL社(ホワイトボードアニメーションのPCソフトを作っている会社)からは、さらに興味深い報告がされていました。

ホワイトボードアニメーションは内容を思い出すことが多くなる傾向があり『購入決定に効果的なサービス説明である』と感じる視聴者の割合が2倍にも増え、実際の購入にも繋がった

 

要は ホワイトボードアニメーションは、
商品を買う人に説明が親切と感じてもらえて
「買うべきだ」という説得力がめちゃめちゃ増すということですね。

 

ビジネスでホワイトボードアニメーションを使うと、購入決定の後押し効果が大いに期待できることが分かります。

 

ホワイトボードアニメーションによって得た情報は覚えている期間が長く、SNS等でのシェア率も高まる効果がある

ということも分かっています。

 

内容が印象に残りやすい

 

なぜなら、無意識に好奇心を刺激しているから

ホワイトボードアニメーションでは、イラストが次々と描かれていきます。

 

見る側は「次は何が描かれるだろう?どんなイラストができあがるだろう?」と、無意識に好奇心が刺激されます。

 

強い好奇心を引き出しながら見るので、描かれるものが分かると、それが強く脳内に印象付けられるのです。

 

実は勉強としていることは一緒

これを科学的にみると、視覚と聴覚が連動して脳を刺激しているようです。
視覚情報のみよりも、内容が一致している音声も一緒に伝えた方が、理解してもらいやすいのはよく聞く話ですね。

 

テスト勉強や受験勉強でしませんでしたか?「〇〇しながら△△する」。
英単語なら「声に出しながら書く」、国語の長い文章を読むときは「指でなぞりながら読む」。
五感を使うことで、より暗記力や理解力、集中力が増すっていうあれです。

 

テレビにも同じような仕掛けがある

テレビを見ていても気づくことがありますよね。
バラエティ番組でテロップのない番組は稀です。

 

話し手の言葉と同時にテロップが出る。
こうすることで、見ている人は耳でも目でも瞬時に理解することができます

 

テレビはリアルタイムで見ると巻き戻しができないのが前提なので、「見ていてすぐに理解できる」ということについての工夫がたくさんあります。

 

 

ドーパミンが分泌され印象に残る効果があるという見解

また、ドーパミンが分泌され印象に残る効果があるという見解もあります。
ドーパミンとは、「快感や幸福感を得る」「意欲を作ったり感じたりする」「運動調節に関連する」といった機能を担っている脳内ホルモンのひとつ。
上記の「ホワイトボードアニメーションを見る側は「次は何が描かれるだろう?どんなイラストができあがるだろう?」と、無意識に好奇心が刺激される」ことと関係しています。

 

見る側が無意識に次の展開を想像することで、ドーパミンが分泌され、描かれたことが強く脳内に印象付けられると考えられています。

 

ホワイトボードアニメーションを活用することで期待できる高い学習効果

そして、ホワイトボードアニメーションを活用することで高い学習効果を得られることが分かっています。

 

線画の映像は実写映像よりも内容の理解に効果的である

と言われており、これはまさにホワイトボードアニメーションの強み。
実際にホワイトボードアニメーションを社員育成などの場面で使っている企業もあります。

 

 

「動画で伝えるからなんでも盛り込める」の落とし穴にはまらない

動画は 視覚的にも聴覚的にもアプローチが可能で、今では色んな加工方法があり、エフェクトも充実しています。

 

ですが、伝えたいことをそのまま盛り込んでいると立派な動画ができてもお客さんには伝わらない、なんてこともあり得ます。

 

どうしていろんな情報を盛り込んでいるのに伝わらないのか。

 

認知心理学の観点では、

視覚的な情報が多すぎると、見るべきポイントが絞れず、理解力が低下する

ことが分かっています。

 

これには目と脳の情報処理能力が関係しています。

 

動くものだけでなく、物事を理解するために必要な情報を得ようとして目を動かしているのに、映像内の情報が多すぎると、「意識すべき部分を探る」という作業が増え、内容の理解まで到達できません
(『映像の心理学』(サイエンス社,1996年初版より)

 

動画でなくても、要点の分からない話だったら「え、結局何が言いたかったん」と思いますし、ずっとサビばっかりの曲なんて聞いているだけでおなかいっぱいですよね。

 

動画も 伝えたいことは明確にしても 何でもかんでも盛り込むのではなく、適度な引き算が必要ということ。

 

 

ホワイトボードアニメーションだと非常にシンプルなので、何を見るべきか、何を聞くべきか選ばずにそのまま見聞きしていれば、ストレートに理解してもらえる効果が期待できます。

 

 

 

 

 

 

SNS等の動画広告や、商品やサービスの紹介動画でホワイトボードアニメーションが導入され始めている理由が分かったでしょうか。

 

何か具体的に伝えたいことがある方、手に取れないものを売っている方には特に ホワイトボードアニメーションはうってつけです。

 

是非、ご自身オリジナルのホワイトボードアニメーションを作ってたくさんの人に見てもらってください。

 

私もホワイトボードアニメーションを手掛けています。
気になる方はお気軽にご連絡くださいね。

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    この記事を書いた人

    そえだみき

    イラストレーター・お絵描きムービークリエイター(自分ストーリー協会認定)。「わくわく、げんき、ゆめ、ふしぎ、そうぞう」をテーマに制作。元気のでるイラストをお届けします。

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