そえだ みき【オフィシャルサイト】

「無料イラスト」と「外注イラスト」のメリットデメリット

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「会社で資料作りすることになった」
「プレゼンをすることになった」
「一目見て伝わるチラシを作りたい」
「海外の人に手っ取り早く伝えたい」
こんな立場になったことはありますか?
後々これらに共通するのは、「ちょうどよいイラストが欲しい」ではないでしょうか。
 
文字ばかりだと、興味がない限り「見たくない」と思ってしまうのが人間。
実際、チラシやポスターを作る時は「いかに文字数を減らして見てもらえるようにするか」がカギです。
 
そしてイラストを探すときに、フリーイラストで見つけ出すか、イラストレーターに外注するかの2つを選ぶことになります。
 
ここでは、「フリー(無料)イラスト」と「外注イラスト」のメリット・デメリットについてまとめました。
 
 

フリー(無料)イラストとは

無料でダウンロードできるものを指します。
これには フリーイラスト、無料イラスト、フリー素材と言われているものが当てはまります。

 

有名なのは「イラストAC」「いらすとや」「イラストボックス」などがあり、いまではほかにも様々なフリー素材屋があります。
いつのまにかたっくさんサイトができているので、気になる人は調べてみてください。

 

例えば「ソコスト」ではイラストの色を自分好みに変えることができます。
使いたい部分に合わせて雰囲気を変えることができるのは嬉しいですね。

 

 

そもそもこの無料イラストを提供するサイトがどのように売り上げているかというと広告収入です。

 

無料イラストのサイトを開くと端に広告がありますよね?
表示されている広告の主がサイトの管理者へ広告料・掲載料を支払う事で利益を得ているという仕組みです。

 

ネット上に公開されるサイトは人気になると沢山の人が見ます。
よく見る、見られるという事は価値に繋がります
クリック数の多いサイトは、広告料が高くなっても契約者が増えいき利益も良くなります。
つまり、需要のあるイラストを置いているサイトほど儲かりやすくなる仕組みです。

 

では、無料でダウンロードできるイラストのメリットデメリットはどんなものがあるのでしょうか。

 

フリーイラストのメリット

無料でダウンロードができる

最大のメリットはここです。

 

しかも、できるだけ多くの人にダウンロードしてもらえるように
色んなファイル形式でのダウンロード方法があったり、用途に合わせて一括でダウンロードできたり、至れり尽くせりです。

 

ただ、会費がかかるものや、一日のダウンロード数が決まっているものもあります。

 

いろんなタッチのイラストがある

大手だと特に、いろんなイラストレーターが登録しているのでおしゃれなイラストから、かわいい系、シンプル系、フレーム、文字等多岐にわたって揃えてあります。
ウインドウショッピングのように、見るだけで楽しいです(私だけ?)。

 

フリーイラストのデメリット

「まさにこれ!」なイラストに出会えないかもしれない

ちょうどいいイラストがあった!と思っても集めてみたら絵柄はバラバラ。
フリーイラストは、「こんな人に使ってもらえたらいいな」が最初で、実際に使い手に届くのはその後なので、どうしても「使い手が欲しいイラスト」を全て同じタッチでそろえることは難しいです。

 

もっと言うと、フリーイラストは「できるだけ多くの人に使ってもらうこと」を念頭に置いていることが多く、マイナーな表現イラストは少ないのも難点。

 

 

こだわりだすと探すのが大変

「イメージにぴったりの絵柄のイラストをみつけたけど、人物が走っているイラストは無いなぁ…」
「欲しい絵柄と違うけど、走っているこのイラストで妥協しよう。」

と思ったことはありませんか?

 

意外と「このタッチが良くて」「この色が良くて」「このイラストがちょうどいい!」って3つ揃うことないんですよね。
そこに「人とできるだけかぶりたくない」が合わさると大手の素材サイトは手段から消えるわけです。
(しかもこの「人とできるだけかぶりたくない」はすごく難しい。だっていいイラスト」だからみんなによく使われているんです。)

 

こだわって探し始めると大変。
永遠にネットサーフィンです。

 

しっかりとチェックをする必要がある

「フリー素材」と書かれていても、何が「フリー」なのか気にしておく必要があります

 

まず、画像をダウンロードしたら、使用前に素材掲載元の利用規約に目を通してください。
例えば、同じフリー素材Webサイト内の画像でも、加工が認められている素材と認められていない素材があります。
商用利用、二次利用などもチェックしておかないといけません。

 

著作権譲渡、商用利用、二次利用の違い

 

外注イラストとは

外注イラストとは、イラストレーターさんに「こんなイラストが欲しい」と依頼(外注)することです。

 

今ではサイトにとどまらず、Instagram、Twitter等でも様々なイラストレーターが自分のイラストを発信しています。
つまりそれだけ繋がりやすいってことですね、便利な世の中になったもんだー

 

それぞれのSNSやネットの検索で「イラストレーター」とか「かわいいイラスト」とか自分の気になるワードを入れれば好きなタッチで描いているイラストレーターを見つけることも簡単です。

 

外注イラストのメリット

メリットは、無料イラストの逆ですね。

「まさにこれ!」を叶えてくれる

「こんなイラストが欲しい」と依頼してしまえば、もう後は待つだけ。
「無料のイラストで探したけどちょうどいいのがなかった」という人は依頼すると早いです。

 

そして、オリジナルイラストであれば、他とかぶることは絶対にありません

 

イラストのタッチを統一できる

複数のイラストを使う時には、同じタッチのイラストにした方が見る人にも優しいし、統一感が出ます

 

この「統一感」って重要で、統一感があるだけで「おっ見やすいな」だけでなく「こだわっているんだな」「本気で取り組んでいるんだな」が伝わります。

 

外注イラストのデメリット

費用がかかる

デメリットは唯一この一つ。

オリジナルイラストを描いてもらうことになるので費用がかかります。

 

日本イラストレーター協会では、以下のように述べられています。

イラストの料金は明確な基準がないため、発注者、受注者ともに戸惑うことが多いと思います。
基本的には発注者と受注者の合意ができれば、いくらでもいいのです。
しかしながらイラストレーターは食べていかなければなりませんから、あまり安すぎる設定では困ります。

 

日本イラストレーター協会「イラストの料金と著作権に関して」より

 

そして、細かく言うと、イラストレーターさんによって価格が違います

気になる人は前もって見積もってもらいましょう。

おおよその価格が気になる方はこちら → 日本イラストレーター協会「イラストの料金と著作権に関して」

 

無料イラストを提供しているサイトでもお金を払ったらよりたくさんダウンロードできたり、よりいいイラストを手に入れることができるようにしているほどです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「無料イラスト」と「外注イラスト」のメリットデメリット でした。

自分のニーズに合った方法でイラストを使ってください。

 

 

 

 

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    この記事を書いた人

    そえだみき

    イラストレーター・お絵描きムービークリエイター(自分ストーリー協会認定)。「わくわく、げんき、ゆめ、ふしぎ、そうぞう」をテーマに制作。元気のでるイラストをお届けします。

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