手描きホワイトボードアニメーションの自作と外注の違い
「手書きホワイトボードアニメーションなら、自分で作れそう」と思っていませんか。
ここでは、ホワイトボードアニメーションの作り方と、自作と外注と比べた時の違いを解説します。
目次
ホワイトボードアニメーションの作り方
作り方の手順を2つに分けてお伝えします。
準備物はホワイトボード、マーカー、録画機材のみ
「簡単に作れそう」と思った通り、準備物はシンプルです。
② ホワイトボードマーカー
③ 録画機材(と、それを支えるもの)
これらがあればホワイトボードアニメーションは撮ることができます。
録画機材と書いていますが、お持ちのアイフォン(スマートフォン)で十分。
好みの大きさのホワイトボードとマーカーを準備し、アイフォン画面にホワイトボードが映るように固定します。
設置はこれだけ。あとは書くだけ。
自作できそうに見えただけあって超シンプルです。
書く時の注意点は、間違えても間違えたところだけ消し、そこからやり直すこと。
編集段階で簡単に削除できますので、慌てずに録画しましょう。
動画編集は無料ソフトで
appleユーザーなら、iMovie(アイムービー)、
Windowsユーザーなら、ムービーメーカーで
十分に作ることが可能です。
※ムービーメーカーのダウンロードは2017年1月10日からできないようです。
他にも、無料の動画編集のソフトやアプリはあります。
パソコンで作る方は、アイフォン(スマートフォン)とパソコンと繋いで、撮った動画をパソコンに落としましょう。
撮った動画をいくらか倍速にしたり、トリミングしたりすれば、手書きホワイトボードアニメーションは完成です。
曲をつけたいのであれば、フリーBGMをつけてもいいでしょう。
ナレーションを入れたいのなら、お手持ちのアイフォンに録音してしまえば、ソフト内で組み合わせるだけ。
自作と外注の違い
手軽な道具で簡単に作ることができるのに、
どうしてホワイトボードアニメーションを手掛けるクリエイターがいるのでしょうか。
動画のプロだから。
イラストのクオリティが高い
そもそも、クリエイターが作るため、イラストのクオリティは格段に高くなります。
細かいイラストの構成
動画をとる際は「ホワイトボードに書くだけ」ですが、その前にどんな絵を書くのか構成を練らなければなりません。
(これを「絵コンテ」と言います。)
手書きホワイトボードアニメーションの良さを生かすためにも、「どんなイラストや文字を書くか」だけでなく、
「どこに」「どの順番で」「何色で」「どこから消して」等、細かく決めます。
イラスト一つにしても
伝わり方を吟味しながら、クライアントとイメージのすり合わせをしています。
動画をとる環境も、
明るさを配慮して照明器具を使ったり、真上から動画を撮る工夫をしたりします。
自作では、この画面の明るさ調節が難関。
明るい部屋で撮影したとしても、動画を編集するときに「なんか暗い」が頻発します。
他にも、
「ぶれてる」「思うように描けない」「撮れていなかった」。
いろんなミスが重なってしまうことも。
シナリオ作りもプロだから。
映画の映像がきれいでも、ストーリーが魅力的じゃないと引き込まれないのと一緒。
シナリオを侮ってはいけません。
どう言えば商品・サービスの魅力がより伝わるか、
伝えたいことの中心が分かりやすいか
気を付けることは山ほどあります。
ホワイトボードアニメーションはご自身で十分作れますが、クオリティが保障されません。
外注するとお金はかかりますが、お仕事として引き受けている以上、妥協がありません。
自己満足のホワイトボードアニメーションでいいか、目標を達成するため、クリエイターに任せるのか。
どんな動画を求めているかによってどちらの方法で作るか変わります。
ご自分に合った方法を選び、満足できるホワイトボードアニメーションを作ってくださいね。
イラスト・動画制作等の
ご依頼はこちらから
動画用素材、結婚式のウェルカムボード、似顔絵、
LINEスタンプまで幅広く活動。元気のでるイラストをお届けします。
お仕事のご依頼は下記フォームからお問い合わせください。