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CMYKとRGBってどうちがうの?分かりやすく解説

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印刷会社に頼もうと思った時に「CMYK設定にしてください」と言われた。
色の違いはRGBCMYKの2種類があるらしい。
RGBCMYKって何????

と思っている方へ。

 

何やら大文字のアルファベット。
パソコンからプリンターでなんなくカラーコピーするのとは何か違いがあったかしら…?
いまいち違いが分かりにくいですよね。

 

ここでは、RGBCMYKについてまとめました。

RGBとは

RGB光で色を表現するもので、主にコンピュータやテレビで使われます。
「光の3原色」という言葉を聞いたことはありますか?
RGB」とは光の三原色と呼ばれるレッド・グリーン・ブルーの頭文字を組み合わせたものです。

RGBは光の三原色

 

 

 

「光で色を表現する仕組み」ですから、PCやテレビ、スマートフォン等の液晶画面に表示させる色はRGBということですね。

 

蛇足ですが、
PCやテレビでは、16の6乗=1677万7216色まで扱うことができます。
これを一般に「フルカラー」と呼んでいます。

 

CMYKとは

CMYK印刷物で色を表現するためのものです。

CMYKは色料の三原色

 

 

CMYK」は色の三原色と呼ばれるシアン・マゼンタ・イエロー・キープレート(key plate≒黒、墨)の頭文字を組み合わせたものです。
この4つの色を混ぜ合わせることにより、色を表現しています。

 

要はCMYKは絵の具みたいなものです。
そう考えるとRGBよりもCMYKの色の表現の仕方の方がなじみがありますね。

 

プリンターのインクを買いに行ったとき、シアン・マゼンタ・イエローのインクが売っているのを見たことはありませんか?
つまり、プリンターでの印刷ではCMYKで色を表現するということです。
プリンターだけでなく、その他印刷物は全てCMYKで表現されます。

 

RGBとCMYKの違いとは

では、RGBCMYKの違いはどんなところなのでしょうか。

 

表現できる色の幅が違う

RGBは光で、CMYKはインクで色を表現するので、表現できる領域が微妙に異なります。

 

DIZITA CMYK(色の三原色)とRGB(光の三原色)について より

 

RGBの方が多彩に表現できますが、やはり全ての色を網羅しているわけではありません。
特色と呼ばれる金色や銀色、蛍光色などは表現することはできません。

 

印刷した時の彩度等が違う

 
 
 
RGBはPCやテレビで色を表現するときに使われ、CMYKは印刷物で色を表現するときに使われます。
 
 
印刷物はディスプレイなどと違って、デジタル上で色を表現しているわけではありません。
そしてCMYKRGBよりも表現できる色が少ないです。
 
そのため、RGBカラーから CMYKカラーに変換するとき、RGBカラーCMYKカラーの中でのもっとも近い色におきかえられますが、少しくすんだような色になります。
 

 

 

 

 

「紙に印刷したけど色のイメージが違う!」なんていうことになる前に、RGBCMYKについては把握しておいた方がいいでしょう。

 

パソコンのソフトによってはディスプレイ上でCMYKで表現できるよう設定できるものもあります。
また、それができなくても大量発注する前に自分のプリンターで印刷して見るのも手ですね。

 

色のイメージは大切ですから、印刷会社さんに依頼する前に自分でチェックすることをお勧めします。

 

 

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    イラストレーター・NOKOS専属アーティスト。「わくわく、げんき、ゆめ、ふしぎ、そうぞう」をテーマに制作。元気のでるイラストをお届けします。

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