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動画のクオリティはホントに大事?

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お客さんにこのサービス、この商品の素晴らしさを分かってもらいたい、
それには動画がピッタリかも、
でも動画ってクオリティ高くないと見てもらえなさそう…

 

本当にそうでしょうか?

 

動画のクオリティは本当に大事なのか、考えてみましょう。

 

「クオリティが大事」は落とし穴

テレビで見るCM 。
大手ほど、有名な俳優さん、大掛かりな演出、手の込んだ編集が施されていてああいうのが必要な気がする…

 

でも、YouTubeやTikTok等の配信で
たくさんの再生回数を稼いでいる動画を見たことがあると思います。

 

全てが「クオリティが高い」わけじゃないですよね。

テレビ撮影で使うような大きなカメラじゃなく、自前のスマートフォンで撮影している人も少なくありません。

そもそも、スマートフォンが普及してきてから動画撮影の画質は格段に上がってきています。

 

たくさん見てもらうために、クオリティを高くすることが必然ではないことが分かります。

 

動画を見て商品を買ってもらうなどの行動を起こす際に大切な要素の一つに「オーセンティシティ」という言葉があります。

オーセンティシティ

信頼がおけること。確実性。真実性。信憑性。真正性。(大辞泉)

 

動画へのオーセンティシティが高いと、商品への信頼も高まるわけです。

 

そして
オーセンティシティが高い動画≠クオリティの高い動画 ということが分かっています。

(参考:動画で「売れる仕組み」をつくる 認知・集客・見込客育成・販売・サポートがまるごとできるマーケティング戦略)

 

つまり、商品・サービスを売るためには映像のクオリティが高ければ高いほどいい、は間違っているんです。

 

 

そもそも誰に伝えたい動画なのか

なら、クオリティ云々より大切にすべきなのは何なのか。

それは「誰に伝えたいのか明確になっていること」です。

 

「映画」と「商品を紹介したい動画」の違い

娯楽として親しまれている映画と、商品を紹介したいPR動画の違いはどういうところにあるのでしょうか。

 

 

ここで映画「ファインディング・ニモ(予告編)」「セキ株式会社|2020新卒採用イメージ動画「考える人。」」を比べてみましょう。

 

「ファインディング・ニモ(予告編)」です。

この映画が誰に見てほしかったのかというと、
主人公ニモとその親マーリンに共感できる親子でしょう。

 

親子に2時間近くにわたる映画を見てもらうため、それ相応のストーリーを用意する。

でも映画館に行くにはそれ相応のお金がかかる。

でもでも、この滑らかなCG映像を映画館で「見たい」、
     このお魚の親子がどうなっちゃうのか「見たい」。

 

なにより多くの映画でお客に求められるのは
ドキドキとかワクワクとかの非現実性です。

ここにオーセンティシティが芽生えるのは難しいのも納得です。

 

 

↓では、「セキ株式会社|2020新卒採用イメージ動画「考える人。」」ではどうでしょうか。

この動画は0分34秒ととても短め。

先程の映画とは雰囲気・使っている映像等全く違います。

 

セキ株式会社は、印刷やデザイン、ホームページ制作など幅広い事業を展開しています。
これはその採用ブランディングプロモーション動画です。

 

この動画を誰に発信したかったかというと、新卒です。
どういった人材を求めているかをシンプルにまとめています。

 

大学生に会社の動画を見てほしい

でも、忙しい大学生は会社の長い動画なんてわざわざ見ない。

でもでも、1分もなくて会社の雰囲気までしっかり伝わる動画ならさっと最後まで「見ちゃう」。

「私、これにあてはまる!」と思った大学生はここに応募です。

 

この動画に出てくる人たちは本当にはたらいている人なので現実味もあります。

 

 

加えてここで大切なのは、

「見てほしい」という点では同じだが、
「誰に」が違う。

という点です。

 

そして、両方とも「何を伝えたいのか」が明確です。

 

見てほしい相手の立場から逆算して、
映像の作り方や、映り込むもの、動画の長さ等を変えています。

 

決して「自分が伝えたいことを詰め込んだだけの動画」ではないんですね。

 

 

「お客に共感してもらえる」動画を

つまり、「共感」が大切になってきます。

 

そしてその「共感」を生むために映像のクオリティより大切なのは「ストーリー性」です。

 

身近だ!と思う
私にあてはまる!と思う

 

こう思ってもらうためにはそう思わせるまでの過程が必要です。

 

あなたのサービス・商品を必要としている人はどんな動画なら見たいと思うのか。
逆算して考えると自ずと作るべき動画が分かります。

 

 

最初で述べた「オーセンティシティ」を獲得するのに必要なのは
意外とあなた自身の考えや、商品・サービスへの想いを動画にのせることかもしれません。

 

だってそれこそ真実味が増す最大の武器です。

 

いくらいい商品・サービスがあっても
お客はいろいろ比べます、見極めます。

 

そして

今大切にされ始めているのは「誰から買うのか」

 

そんなこと言ったって
「私のことの動画なんて…」
「自分がたらたらしゃべるだけの動画面白くないでしょ」
と思う方、是非ホワイトボードアニメーションを検討してみてくださいね。

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